兵法『三略』に、
「将は、楽しむべくして憂うべからず。将、憂うれば、内外、相信ぜず」
とあります
リーダーが部下がいる前でつらい顔、困った顔を見せると、部下からするとどうでしょう?
「うちの部署、目標には届かないのかな?」
「(うちのリーダー)また上司に詰められたのかな?」
「もう少し自分たちも頑張らないとな・・・」
と部下はリーダーの顔色を見て、ついネガティブなことを考えてしまいますよね
(部下は、思っている以上に上司のことを見てますから)
ただ、そういう日が続いてくると
「うちの部署(会社)、大丈夫かな・・・汗」
と不安な気持ちになってしまいます
そんな時に、上司から「こういうことをやっていこう」と言われても、「そんなことやってる場合じゃないんじゃないですか?」と不信感が出てきそうです
リーダーシップの行動として、VSAPプロセスがあります
そもそも、リーダーとしてリーダーシップを発揮するとは、どんな行動を取る事なのかというと、
V:Vision
ビジョンを示す、明るい未来を示すのがリーダーの役割!
S:Strategy
そのビジョンを実現するために、「何をやるか」戦略を決める
A:Action
リーダーならではの行動。
部下の動機付けや、リーダーらしい支援行動
P:Possipirity
可能性の追求。明るく率いる
といった行動が求められるのです
その中で、P(Possibility)にある「明るく率いる」という部分が、リーダーとしてはとても重要になるんです
明るい未来を示そうが、さすがという戦略を示そうが、動機づけしようと声をかけてくれようが、
ため息をつくリーダー、暗い顔をしているリーダー
には、誰も信じてついていこうとしません
「本当にそう思ってるの?」と感じてしまいますよね
そのくらい、リーダーが部下に与える「ポジショナルパワー×パーソナルパワー」は大きいということなんです
明るく率いていくためには、どうすればいいか?
色々あるかもしれませんが、お勧めは
斎藤一人さんが提唱する、「天国言葉」を口ぐせにしていくことです(詳しくは、ググってみてください)
さて、リーダーの皆さん、
部下の前で暗い顔をしたりため息をついたりしていませんか?
もしやっていたら、明日から「部下の前では、明るく振る舞う、ため息はつかない」と言い聞かせながら、リーダーシップを発揮していきましょう