皆様、こんにちは👋😃

本日はインベンション2曲、12番と13番をアップしております🎵

が、一番難しいということを結論付けることとなりました

12番もそうですが、とにかく5番は最初以外常に16分音符の動きがあり、忙しいといえば忙しい曲です。そして、主題は、
タララッタッ、タララ~、ラ~
ですね。

これを1曲通して弾くのがまた難しい…。
明日撮れるかな~、頑張ります❗

さて、脱力ということについて、少々述べてみたいと思います。


この方、知る人ぞ知る、ヨガマスターの方です。しかも、瞬間移動もできます。

私も実は留学中、一年間ヨガを習っておりました✨

ウルグアイのリベーロ先生が、

「ヨガは良いよ。かの偉大なヴァイオリニストのメニューインもやってたからね。脱力を学ぶのに、実に良い。」

と仰ってまして、結局1年間週1くらいで通ってましたね。

ヨガ、というとどのようなイメージでしょうか。


美容と健康?👄
ダイエット?🏃
ポージング?💃


世間一般ではそのようなイメージが大勢でしょうか(失礼でしたらごめんなさい😅)。

私が師事した方はアルゼンチン人女性でしたが、本場チベットで学んだ方でした。

簡単に言うと、柔軟体操しつつ、伸ばした状態でキープし、鼻から深い息を吸い、音を出しながらゆっくりと吐く、を何度か行う。
というものを1回1時間くらいみっちりやりました🎵

すると、本当に脱力脱力してしまい、急激な睡魔に襲われ、その後1、2時間は練習はできませんでした(笑)

ポージングとか、柔軟体操、ということももちろん大事ですが、とにかく呼吸によってもたらされる脱力、というものに驚愕しました‼️

呼吸の偉大さ足るや‼️

その後、帰国後はあまり意識してやってないんですけどね…(笑)

ヨガをやったことない方は是非、一度お試しあれ。

なぜこのような話を書いたかと言うと、今日も3時間ほど自宅スタジオに籠っていたところ、特にインベンション13番を弾いており、とかく脱力を意識し始めたからです。強ばってしまうと、指が滑らかに動かず、音が転びます…。

例えば私も2ndアルバムに収録した、ヘンデルの「21の変奏付シャコンヌ ト長調」
などは途中から超絶テクニックが必要なんですが、本当に脱力していないと指が回りません…。

余談ですが、バルレッタ先生のライブ録音(留学時に聴かせてもらった)、60歳を過ぎた頃の上記シャコンヌの演奏、それはそれはスゴすぎて、一生及ばないと思います❗
神がかり的なテクニックと確固たる音楽性❗

バンドネオンは基本的に両膝の上に楽器を乗せて弾く場合、重力の力を借りて演奏するということがハッキリ言ってできません。むしろ自分の力、そしてイメージで全てをコントロールせねばならず、そして、すべきだと思います。

つまり、引き押しの力をかけないと音が鳴らないんですよね💪

実際に力をかけるのが必要なのは、引きの場合ベルト、押しの場合台座、ですね。

しかし、脱力しなければならないのは、手首や付け根からの指回りです。
これがバンドネオンのパラドックス(ではないか)というか、難しいところです。
あとは両手を束縛してくるベルトとの戦いもあります…👏

脱力できなければ、初中級者辺りまでの作品は弾けても、その上に行けません…。私もまだまだです💦

先生が80歳の時、現地で拝聴しましたが、動画などを見ても、本当にパラパラ指が独立して動いているので、驚かされます😃

私も生涯の課題、脱力について、今後も演奏を通じて研究を深めます❗

嗚呼、むずかしや…💧

それでは、また👋