ジュライステークスL 🏇💨


日曜日(7月21日)
福島競馬場
★ダート1700m
3歳以上オープン
国際
別定

今年の夏の福島開催の掉尾を飾るオープン特別競走となっている。今年は同時期開催の西日本サイドが例年の中京競馬場ではなく小倉競馬場となっている。これは阪神競馬場がスタンド等のリフレッシュ工事に突入している事による特別編成が組まれている為である。その為、昨年の様に名鉄杯は別の開催にて行われ、またプロキオンステークスGIII が小倉競馬場ではダート1400mで行えず、ダート1700mで行われることも関係して舞台を福島競馬場でのジュライステークスLとして行われる事に。これは一昨年も京都競馬場の改修工事により同じ状況だった事によりジュライステークスLが小倉ダート1700mで行われた、其れと同じである。

ジュライステークスは元々七月に西日本サイドで行われていた。具体的には中京競馬場や阪神競馬場で行われた。当初は芝2000mなど様々な距離で行われていた、準オープンクラスの特別競走だった。1985年に行われたのが初めてで前年まではジュライハンデキャップとして行われた。芝の準オープンクラスは2011年までで、2012年からはクラスはオープン、ダートが舞台となった。距離は1800m。2017年からは名鉄杯がジュライステークスに代わって行われるようになったが2020年、結果的に一年延期となった東京五輪2020の開催、来る京都競馬場の改修工事に伴う特別編成により名鉄杯が春季の開催となり、ジュライステークスL(リステッド競走には2019年の名鉄杯Lより)が中京競馬場にて復活。翌2021年には福島ダート1700mに舞台が移り、その翌2022年も同様に。そして昨年、夏の中京開催が正規の時期に戻った事を受けて中京ダート1800mに復活により競走名は名鉄杯Lに。更に今年は前述の通り福島ダート1700mのジュライステークスLに。

★ ジュライステークス 主な過去の勝ち馬(2012年〜) ★

・ ローマンレジェンド(東京大賞典GⅠ ) ・ ヴォーグトルネード ・ サウンドトゥルー(チャンピオンズカップGⅠ 他) ・ マスクゾロ ・ ケンシンコウ ・ ニューモニュメント  etc……

★ 飛躍のきっかけとなった……

サウンドトゥルーは2015年のジュライステークス勝ち馬。この馬は同年にブレイクのきっかけを掴んだ格好だった。条件クラスを2連勝してのオープン入り4戦目にジュライステークスを勝つと次走日本テレビ盃JpnII はダートグレード競走初出走で優勝。JBCクラシックJpnⅠ ②着、チャンピオンズカップGⅠ ②着から東京大賞典GⅠ を優勝してダートG1 ホースに。翌2016年にはチャンピオンズカップGⅠ、2017年にはJBCクラシックJpnⅠ を優勝。

★ 2024 ジュライステークスL ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ エーティーマクフィ(牡5)   昨年秋にオープン入りすると堅実に②③着を続けている。但しその概要は前走の天保山ステークス(京都ダート1400m)をはじめとするダート短距離戦でのもの。但しダート1400mと同1700mとのリンクは意外と強く、この距離に対しては未知の魅力が感じられる。今回も勝ち切るのは疑問としても②③着ならば……