【編集局から】
オルフェーヴルが18日の阪神大賞典でまさかの敗戦を喫したり、今年の中央競馬は波乱続きですが、そんななか、絶好調の有名人オーナーがいます。
元大リーガーの佐々木主浩氏(44)は、出走させる所有馬がことごとく好走。17日の阪神6R新馬戦(ダート1800メートル)でもまた1頭、牡馬のスペルヴィアが1番人気で勝利を飾りました。
佐々木氏は「気性の激しさを心配していましたが、いい競馬をしてくれました。勝ったのはダートですが、芝も走るはずです」と、母が06年エリザベス女王杯馬フサイチパンドラという良血馬の活躍に目を細めていました。
そして、今週25日の高松宮記念(中京)には、阪急杯で重賞初制覇を飾ったマジンプロスパーが出走します。冠である“マジン”はもちろん自身のニックネーム“大魔神”からつけたもので、それだけに「この冠で重賞を勝てたのはとてもうれしかった」と思い入れがあるようです。
来月に入れば、8日のクラシック・桜花賞(阪神)に、クイーンCを制したヴィルシーナで挑みます。今の佐々木氏の勢いならGI連勝も可能性がないわけではありません。ツイているヤツに乗れ−はギャンブルの鉄則。魔神馬券を狙って見る手もある?
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