2024-057 GⅠ オークス レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

チェルヴィニア、外から差し切りオークスを制す

 

■レース結果
第85回オークスはC.ルメール騎手騎乗の2番人気チェルヴィニアが中団で追走すると、直線は外から末脚を伸ばして鮮やかに差し切った。勝ち時計は2分24秒0(良)。鞍上のルメール騎手は2017年ソウルスターリング、18年アーモンドアイ、22年スターズオンアースに続きこのレース4勝目となった。本馬を管理する木村哲也調教師はこのレース初勝利となった

2着は半馬身差で戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ステレンボッシュ。3着は1馬身3/4差で坂井瑠星騎手騎乗の3番人気ライトバック。
 



■レース展開・総括
スタートで大きな出遅れはなかった。16番ショウナンマヌエラと17番タガノエルピーダが飛び出して前へ。11番ヴィントシュティレもこの争いに加わり、1コーナーへ。その後ろは18番ランスオブクイーン、2番クイーンズウォーク。1馬身差で中団に9番ラヴァンダ、1番ミアネーロ、外に10番アドマイヤベル。その間に1馬身差で7番ステレンボッシュがつけた。差がなく12番チェルヴィニアと15番サフィラ。4番パレハがインコースで続き、後方にかけて5番コガネノソラ、14番ライトバック。さらに3番エセルフリーダ、6番サンセットビュー、8番ホーエリートと続き、わずかに最後方から13番スウィープフィートという隊列になった。

1000m通過は57秒7でハイペース。ただ、ヴィントシュティレとショウナンマヌエラの2頭が大きく離して飛ばす展開。大差の3番手にタガノエルピーダとランスオブクイーン。そこから6馬身以上離れてクイーンズウォークがつけた。その後ろは比較的集団となっていた。

ヴィントシュティレが単独先頭で3コーナーをカーブ。2番手に控えたショウナンマヌエラ。しかし、4コーナーのカーブではリードがほぼなくなり、最後の直線にはランスオブクイーンが先頭で入った。馬場の真ん中からはクイーンズウォークが脚を伸ばし、内からはステレンボッシュが馬群を捌きながら伸びてきた。横一線の追い比べからステレンボッシュが抜け出し、クイーンズウォークは食い下がる。さらに外からはチェルヴィニアがいい脚を使って伸びてきた。

残り200mを過ぎてステレンボッシュが抜け出たが、外からチェルヴィニアが鋭い末脚で迫る。ライトバックもクイーンズウォークとランスオブクイーンとの間から懸命に伸びてきた。ステレンボッシュが押し切ろうとするところを、チェルヴィニアが鮮やかに差し切り、先頭でゴールに飛び込んだ。3着はライトバックが入った。

勝ったチェルヴィニアは桜花賞13着の大敗から一変し、見事に牝馬クラシック二戦目のオークスを優勝。休み明けを使われて状態面がアップし、東京コース替わりもプラス材料。ステレンボッシュを見ながら中団で折り合い、直線は外に出されて鋭い末脚を繰り出した。鞍上のルメール騎手もさすがの手腕だったという印象だ。

ステレンボッシュは無念の惜敗。勝ち馬とはわずか0.1秒差と悔しい結果にはなったが、堅実な走りを披露。今回は相手の走りを称えるべきだろう。3着ライトバックも含め、秋の秋華賞での再戦が楽しみだ。

(JRA-VANより)

 

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