根岸ステークス(GⅢ) 本競走は、昭和62年に創設された重賞競走。当初は、ダート1400mで行われていたが、 平成2年から1200mに短縮された。13年には再び1400mとなり、実施時期も11月から現在 の時期に変更となった。なお、第1着馬には同年のフェブラリーステークスへの優先出走権 が与えられる。 根岸(ねぎし)は、横浜市中区の地名。江戸時代末期に日本初の近代競馬場である根岸競 馬場が設置され、昭和 17 年まで競馬が実施されていた。現在、跡地は根岸競馬記念公苑と して整備されており、「馬の博物館」などがある。
【コース】東京1400m
JRAでダート1400mが組まれているのは、東京、中京、京都、阪神の4場あるが、純粋にダートコースを1400m走り切るのは当コースだけ。他は芝スタートとなっているからだ。当コースのスタート地点は向正面直線の右寄り。1300mのスタート地点からそのまま100m下がる。3コーナーまでの距離は約440m。しばらく進んだところで緩やかな上り坂が待ち構えている。3~4コーナーはほぼ平坦。最後の直線距離は501.6mで、日本のダートコースで最長距離を誇る。途中、緩やかな上り坂があるのも特徴だ。
【馬番枠番・性別馬齢】
2~6枠の連対多く、中枠有利。
1着の馬番は1桁が多く、10番以降の1着馬番は5回しかなく、その内2桁馬番同士は2回しかない。
牝馬の好走実績し。
馬齢では5・6歳馬中心で、3着の8歳馬に注意。
【人気・配当】
馬単の万馬券は5回とやや少なく、1-2番人気の組み合わせは1回と少ない。
下位人気・2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着は7番人気以内で、1番人気の3着がない。
3連複の最高配当は5万円台で極端な波乱は少ない。