「花粉症」という名前が世間に認知される前から、花粉症だった私。
小学生の頃、4月の健康診断で必ず鼻炎と結膜炎にひっかかっていた。
当時は花粉症なんて認知されていなかったので、
「来年はこの時期に風邪ひかないようにしようね。」と母と毎年話していた。
年々症状はひどくなり、上京してからは特にひどくて、
花粉のシーズンは、極力外出を避け、洗濯ものを外に干すなんてもってのほか、
窓も開けないようにしていた。
いい加減どうにかしたいと毎年考えていたが、
私の場合はスギ花粉のアレルギーが圧倒的にひどいので、
2019年の7月ぐらいから舌下免疫療法を試すことにした。
舌下免疫療法は、スギ花粉とダニアレルギーに効くと言われている。
シダキュアスギ花粉舌下錠という薬を毎朝、舌の下で溶かすように服薬して、
2020年の花粉シーズンにはかなり楽になっていた。
通常、3〜4年ぐらいは続けた方がいいとのことで、
3年継続して4年目に突入したところだった。
昨年、膵がんが発覚して抗がん剤治療が始まってからは、
舌下免疫療法の薬は飲んでいなかったので、今年の花粉症がどうなるか不安だった。
3年は続けたのであわよくばまだ効いていてくれーと思っていたが、
外出すると翌日は目のかゆみが。。
でも、目薬も使わず、アレルギー用の薬を飲まなくても、その翌日には治まる感じ。
主治医にはアレルギー用の薬は飲んでも構わないと言われていたけれど、
結局、薬は使わずに今に至る。
今年の花粉はひどいと聞いていたけど、これぐらいで済めば全然楽だった。
スギ花粉に苦しんでいる人は、舌下免疫療法おススメです。
抗がん剤治療中はNGだけど。