愛用してきた筆が力尽きました。
最後に書かせてくれた作品は 毎日賞「燃」
文字通り燃え尽きました。
寿命だなとおもいつつも、「燃」までよくもってくれた。
掛けておいた場所から、鋒が静かに抜け落ちました。
なけなしの金で買った八年前。
決して高い筆でもいい筆でもなかったのですが、
よく俺になついてくれて、酷使すること七年間、がんばってくれました。
少字数担当、
「心」「燃」 など、20代の代表作を生んでくれました。
毛はまだ使えるので、修理して生まれ変わってほしいと思います。
どうもありがとね。
筆は夢。
多くの夢を、ありがと。