こんにちは。
アラサーOLのケイですにっこり


妊娠してからも以前と変わらずバスと電車を乗り継いで通勤している私ですが、いよいよ妊娠後期になりました。


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ここまで長かったようなあっという間だったような…



つわりが大変な初期からマタニティマークを身に付けるようになった中期以降、普通に通勤していたときには気付かなかったいろんな事に気付きました。


些細なことはきっとこの後産休に入ったら忘れてしまうかもしれません。


この気付きを忘れないためにも、今回は妊娠中に通勤で感じたことについて覚え書きがてら書いてみたいと思います!


前提


私は現在バスで15分+電車で1駅分の距離を通っています。


時間的に考えればトータルで50分程度ですね。


地方都市なので首都圏と比べて電車の本数が少ないかわりに混雑度は多少緩和されている気がします。(それでもコロナで経営が悪くなったのかピーク時の電車の本数が減らされてキツい)



通勤ラッシュは電車に乗れない


地方都市とはいえ朝の電車は人がギチギチに乗っています驚き


お腹が出ている時はもちろん、まだお腹が出てない初期の段階でもピーク時間帯の電車にはまず乗れません!


体を圧迫するのが良くないというのはもちろんありますが、身動きも取れないくらい人が密集していると圧迫されて吐き気が我慢しきれなくなった時に対処しようが無いんですよね。


自分のため、周りの人のためにも妊娠中はラッシュ帯の電車に乗ることは諦めることに…。


なので私は毎朝1時間早く職場に来てその1時間は職場の休憩室で横になって休んでいました。


周りに妊娠を報告したあとは会社の制度を使って勤務時間を1時間早めてもらいましたが、そういう対応が難しい勤め先もたくさんあると思います。


フレックス勤務とか在宅ワークがもっと普及するといいのになと思いました。


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先に妊娠された職場の先輩方はいつも通りに過ごしているように見えたけど、実際は見えないところで努力や調整をしてたんだろうな




一番きついのは妊娠初期


マタニティマークをつける前の時期が一番つらかったです!


職場だと上司にしか妊娠したことを伝えていなかったのでマタニティマークをバッグに付けたくなかったんですよね。(通勤途中で職場の人に会ったりするので)


マークがないから優先席を譲ってほしいとも言いづらく真顔


今となっては大人しくマークだけつけて、具合が悪ければ変わってくださいって伝えれば良かったです。


一駅だったからなんとかなりましたが、もし次があれば早くマークをつけたいなあぼんやり思います。



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でも安定期前に職場の関係無い人に見られたら嫌だから実際のところつけないんだろうなあ…




中期以降マタニティマークをつけてみて


やっと安定期に入り職場でも上司以外に伝えた段階で、バッグにマタニティマークを付けるようになりました。


これで席を譲ってもらえるようになるかも!と期待しましたが、そんな事は無く…魂が抜ける


普通の席の人に変わってもらうのは心苦しいのでなるべく優先席付近にいるようにしていましたが、気づいて譲ってもらえることは月に2〜3回あるかないかくらいでした。


マークを付けてても気付いてもらえなくてむしろ前よりもモヤモヤした気持ちを抱えてしまいましたね真顔


代わってほしいという期待があったんだと思います。



そこでふと逆に自分は今までマタニティマークをつけた人に何回席を譲ったことがあったのかなって思ったんです。


きっと片手で数えられるくらい?


過去の自分も見過ごしてたよな〜と思ったらそんなに期待しなくなりました。


朝の電車やバスは席に座っている人は大体寝てるんですよね。


悪気があるわけじゃなくて単に気付いてないだけなんだということに気付きました。



マークをつけるようになった事で変化したことがもう一つ。


具合が悪い時は譲って下さいと堂々と言えるようになりました!


優先席の人にしか声をかけたことはありませんが、今のところ特にトラブルはなく、皆さん気持ちよく譲ってくれますニコニコ


最初は譲ってほしいなんて言えないと思っていました。


だけど単に気付いてないだけなんだとしたら、いい大人が具合が悪いときに自己申告もせず勝手に不機嫌になる方がどうかしているんじゃないかと思うんですよね。


自分の要望を言葉にせず態度で押し付けてくるのは幼い子供であれば許されますが、まともな大人がすることじゃありません。


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譲ってもらえないからって不機嫌になる妊婦様にはなりたくない!



そこまで考えが整理できたら、具合が悪くなければ別に立ってていいやって気持ちになりましたにっこり


優先席に座っていると


優先席に座っていると、ハンディキャップを抱えた人の隣に座ることが多いです。



雨の日に杖をついている人が隣になった時、杖と傘とリュックと荷物が大変なことになっていたので立ち上がる時にちょっとサポートをしたことがあります。



その人がバスを降りる時でそんな時間も無い中、とっさになんて声をかけたらいいのかわからず、緊張したこともあって私の口から出た声は掠れていたと思います。



でもその人が全部の荷物を持って希望するバス停から無事に降りるところを見送ったらなんだか達成感がありました。



私は妊娠中で一般的には補助が必要な側の人間ですが、それでもこうやって人を助けることができるんですねニコニコ




さいごに


妊娠すると今まで当たり前に出来ていたことが難しくなります。


知識としては知っていたけど、実際に経験してみるとこんなにもしんどいのか…とめげそうな気持ちになりました真顔


ただ、人間喉元過ぎれば熱さを忘れてしまう生き物なので自分の感じたことを文章に残しておきました。



妊娠は一時的なものですが、それ以外にも何かしらの事情を抱えて大変な気持ちで生活している人が世の中にはたくさんいます。


それが一見して分かりやすい場合もあれば分かりにくい場合もあります。


だけどどんなに分かりやすかったとしても、気づく側が何も気付こうとしなければ気付いてもらえないんですよね。


妊娠期間はそのうち終わりますがその後は子育てが始まり、いつかは高齢者になります。


その時に今より生きやすい社会になっていてほしいので、今の気持ちを忘れずにまずは自分から大変な思いをしている人の助けになるようなことをしていきたいと思いますニコニコ


まずは座席に座ったとき、こまめに周りを見るようにしようかな。

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