2014年11月29日 午前9時06分
私の祖母がこの世を去った。96歳...
以前、3年間程一緒に暮らしていたが、現在は離れているという事、そして“そろそろ...”と聞かされていたこともあってか、訃報を耳にした時には、正直それほど寂しさみたいなものを感じなかった。
実感がない。というよりは、「あぁ...遂に逝ってしまったんだな...」と。
現実的に覚悟は充分に出来ていた。
しかし、後に姉が送ってくれた、棺の中の綺麗な祖母の写真を見た瞬間は、さすがに気持ちがこみ上げた。
祖母の若い頃の話など、余り詳しく聞いたことはないが、再び息子(私の父)と一緒暮らせた晩年は、祖母にとってはとても幸せだったのではないか...
死に顔はとても安らかだった。