「いっくぜっ東北

レールに乗ってっ

こりゃたまらんらん♬♬」

 

JR東日本のcmを聞くたびに、東北とか(北陸とか九州とか関係ないけど)旅に出たくなるのは……僕だけ?

 

 

それだけこの歌のリズムが軽やかなんでしょうね。

 

さて、行ってきました東北!

愛車のホンダエスロクで(おおぅ、レールにのってないが、気持ちは「いくぜっ東北」です)!

 

 

今回からご紹介するおっさん(「お」にアクセントですよ〜)は、泣く子も笑う、あの玄侑宗久和尚です。

「日刊スゴい人」の取材を兼ねて、こちらのブログのネタもいただきてきました。

 

 

 

 

『中陰の花』で芥川賞を受賞された禅僧でいらっしゃいます。

NHKのラジオやテレビで出会われた方も多いと思います。

各地で法話や講演も精力的にされていますので、多くの方がご存知でしょう。

 

 

さて、数回(何回かは決まってません、流れで)に渡って玄侑和尚のお話を紹介します。

 

今回は

「将来の夢」

って?

 

 

始まりは、

 

「学生時代に、将来つきたい仕事はありましたか?」

 

という質問。

 

「これこれだったよ」とか「あったよ」というお返事ではなく

 

「今の子供たちにも言いたいんだけど……」

と、質問の意図と応用をとっさに判断し、答えを一歩高めるところは流石です。

 

 

「出会ってもいないでしょう」

 

例えば……

ここから先も、名にし負う芥川賞作家です。

 

 

「ずらっと女性を並べて、はい、ここから君の結婚相手を選びなさい、と命じられても選べないでしょう。ある意味贅沢ですがね(ははは)」

 

 

僕も思います。

このご時世、情報キャッチは誰でもできる。いろんな仕事があることを子供たちも理解はしているでしょうが、それは出会いになっていないんですよね。

 

 

 

ではどうすれば?

 

ワイ字路に差し掛かったとき、こっちに進むしかない!だから進む。

そしてまたワイ字路に差しかかっとき、こっちに進むしかない。これの繰り返し。

 

 

そしてそうなった。

 

そして和尚は、「芥川賞作家の禅僧」になった。

そして僕は……

そして貴方は……

 

 

予め「こうなる!」という決めつけるあり方ではない。

「こうなる」なんてわからないまま進んでも、「そしてそうなっている」んです、いつの間にか。

 

みなさん、どうでしょう?

僕も、子供達に「将来の夢は?」を聞くよりも、別のエールを送ったほうがいいと思います。

あ、でも、挨拶程度の「将来の夢は?」はいいかもしれないですね。

 

 

「プリキュア!」

「仮面ライダー!」

 

 

……

「赤レンジャー!」

 

同じテレビ局、同じ時間帯のもので返してみました。

 

しかし、赤レンジャーって……

 

 

 

最後に玄侑和尚からこのテーマの締めくくりを。

 

 

「どっちでもいい、そんな選択肢は本当にどっちでもいい」

 

 

 

 

次回は、「拝み屋さんの話」をお送りします

 

 

 

プロフィール

大竹 稽(Kei Ootake)
モラリスト、作家。てらterra株式会社 代表取締役 産経子供ニュース編集顧問

1970年愛知県生まれ。旭丘高校から東京大学理科三類に入学するも、医学に疑問を感じ退学。その後、私塾を始める。現場で授かった問題を練磨するために、再び東大に入学し、そこでフランス思想を研究しながら、禅の実践を始める「お寺で希哲する」を開きながら、共生問題と死の問題に挑んでいる。

既刊/「賢者の智慧の書」「つながる仏教」「ニーチェの悦び」「読書感想文ドリル」
近刊/「ココロってめんどくさいね」