ちょっと遅くなったけど先週は「WOMAN Collection THE LIVE」でした。

 

久々にお客さん入れてのライブだったんだけどね、

緊急事態宣言がまた出たり、

結果いろいろバタバタした中でのライブになってしまって、

いろんなことに気を遣うことが多かったせいか思ってたより実感なかったというか。

なんかあっという間に終わったって印象だった。

 

マイナスな意味とかでは全くなく、

配信とかでファンの方を日ごろから身近に感じれてたのかなとか、

そんな風に感じた。

だから全然久しぶりって感覚もなく、

そういや久しぶり、ってくらい。

 

今回はリアルライブをメインにやったんだけど、

どうしてもこのライブは人前でやりたかったんだよね。

せっかく作り上げた世界だったから、

配信だけじゃもったいないよなーって思って。

 

今回GLASS TOPで久々にサポート入れてのバンドスタイルでやった。

最近はデジタルサウンドでやる機会が多いからね、

がっつり生サウンドでっていうのはほんと久々だったと思う。

サポートメンバーも特に昔から親しい仲の面子に声をかけて。

でも何気にそのメンバーでは初めて音合わせたし、

音楽をするという意味ではとても新鮮なバンドだった。

僕はリハーサルの後とかもメンバーとああでもないこうでもないって話を結構したんだよね。

話してるとどんどん脱線するし音楽と関係ない話とかにもなるんだけど、

一見無駄に思えるような話や時間が自分にとってとても大切だってことが改めてよく分かった。

音を合わせるって人を重ねるってこと、

想いを重ねるってこと、

個性を重ねるってこと、

だって自分は思う。

 

僕にとって音楽って過程なのだなって、つくづく思った。

 

思い返せばGLASS TOP始めたての頃、ツアーとかもよく行った。

大赤字のツアーだったし無知だったからできたなって今では思う。

でも無駄だったなんて一回も思ったことない。

機材車の中でメンバーと過ごした時間が僕らの音楽になったんだと思う。

だからいざって時みんなで心を一つにして大きなライブやイベントをやってこれたのだと思う。

「心の扉」のバンドイン、

カウントが鳴ってバンド入る最初の一音、

僕らはそれに懸けてた。

その一音で人の心を動かすのだと真剣だった。

実際にその現象は起こせてたと思う。

それは演奏が上手いとかそういう話じゃなく、

想いを重ねた音だったから奇跡的な瞬間を生めてたのだと僕は思ってる。

 

今回。

もちろんサポートメンバーだし時間も限られての中だったから同じようにとは言わないまでも、

なんかその昔の頃を思い返すような感覚があったんだよね。

それって音とかじゃなくて人間性とか交わした時間の中に。

何よりそのことが嬉しくて楽しくて。

だから僕にとって大事なものは人なんだな、過程なんだなって改めて思ったんだよ。

 

活動が長くなってくると綺麗ごとだけではやれないから、

どこか自分の感情を殺しながらやらなきゃいけないこともある。

いつしか純粋に音楽を楽しむってことすら殺してしまってたのかもしれない。

楽しむってこと以上に僕は継続は大切だと思ってるから、

普段はそれが当たり前でいられたけど、

自分が楽しめるものだから発信したくなるんだよなって、

なんか順番が逆になってしまってたかもなって、

そんなことも思ったな。

 

そのことを思わせてくれたサポートメンバーにはほんと感謝してるし、

また一緒に演奏できる場所を作りたいなって思う。

 

 

順番が逆って話だけど。

今回のWOMANライブを通じて一番大きく感じたとこがそこの部分で。

このライブをやる前に以前のWOMAN活動のいきさつを書いた。

WOMAN活動を止めてしまったのは、

ざっくり言うと活動を継続する資金をWOMANプロジェクトで生めなかったと、

それで心が疲れてしまったのだと、

そのことにも触れた。

それは本当の話。

ただ今回改めてWOMANという音楽をやって、

個人的には準備でいっぱいお金を使って効率なんて全くもって良くはなかったんだけど、

身銭をきってでもこの音楽を表現したい、誰かに聴いてほしい、

そんな純粋な気持ちだけがずっとあった。

心が疲れた時の自分は順番が逆になってたのだと思う。

売上がたたなきゃ活動にならない、

当たり前のことなんだけど、

売上がたったら活動する、

っていう話はちょっと違う気がする。

本当に自分がその時WOMANという音楽を自分自身が信じていられたなら、

どんなに投資してでもこの音楽をどうにかしたいって思い続けられてたはず。

その時そう思ってしまったということには別に後悔もない。

そう思ったのだからしょうがない。

でも順番だけは間違えちゃいかんなと。

いつだって本気になれるものを作るのが先。

それを自分で本当に良いと思えてたら、いくらだってそれをどうにかしたいって思える、動ける。

今回WOMANを改めて演奏してとってもそれを感じた。

ひょっとしたら以前よりも技術的に向上して表現できる部分が増えてWOMANに自信を持てたことが大きいのかもしれない。

もっともっとこの音楽を聴いてもらえるようにしたい。

ただただその気持ちだけ残ったよ。

だからなんかライブ終わった後もずっと心がすっきりしてるというか。

ごちゃごちゃ悩むこともないというか。

 

他人がどうだこうだ、

結果がどうだこうだ、

そんなんじゃなくて、

自分が本気で愛せるものがあれば何も迷うことなんてない。

思い返せば「心の扉」の一音の話もそうだし、

これまでやってきた中で結果を出せてた時ってこういうマインドだったよなって。

だから改めて順番を意識しようって。

自分が熱を注げるものを生み出すことが先。

そこからの活動やらは勝手に情熱とかがそうさせてくれる。

 

もちろん口で言えるほど簡単なことではないけどね。

だからこそ僕はこうやって忘れたくない気持ちはブログで残しておこうと思ってる。

文字にするとぼやっとでしかなかった心の中の感情が整理できる。

書きながら気付けることもある。

今回は特にこのようなことを感じました。

 

新曲の「NO GENDER」もとても良い曲になったと思ってるし、

またWOMANのライブやりたいっすね。

本当に同じメニューでもう8回はライブしたいくらい思ってるからw

それくらい楽しかったな。

また近いうちに必ず。

 

 

恋愛とかも同じだよね。

付き合う人とか好きになる人ってだいたい好きなタイプって思ってるのとは違うじゃない。

じゃあ好きなタイプの人を探すんですかって言えばそうじゃないじゃない。

好きになった人がタイプでいいんだから。

その人に合わせて自然とやりたいこととか行きたい場所とか食べたいものとかが決まる。

順番ってそういうもん。

先の部分が決まればあとは自家発電でいくらだって気持ちも発想も生まれるもんだよな。

 

改めて自分を見つめ直して。

そういう活動に特化してやっていきたいと思います。

もっと愛で繋がりたいし愛を届けたいし。

そんな感じ。

 

最後に、

是非WOMANの楽曲、引き続き聴いてくれたら嬉しい。

またライブもやりたいと思ってる。

今回コロナとかでライブに来れなかった人もいるしね。

WOMANはWOMANでもっとでっかい輪を描きたいから。

その気持ちで溢れてるんで。

自分なりにWOMANとして今後やれることを探しながらまた提示できたらなと。

 

ひとまず。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

【今後の予定】

・7/15(木)ツイキャスプレミア配信 WOMAN Collection THE LIVE(アーカイブ)

WOMAN Collection THE LIVE - ツイキャス (twitcasting.tv)

 

・7/22(木)ツイキャスプレミア配信 弾き語る情熱を歌と呼ぶ 〜サーフ・ミュージック〜(アーカイブ)

弾き語る情熱を歌と呼ぶ 〜サーフ・ミュージック〜 - ツイキャス (twitcasting.tv)

 

・7/22(木)ツイキャスプレミア配信 SYNC LIVE vol.15(アーカイブ)

SYNC LIVE vol.15 - ツイキャス (twitcasting.tv)

 

*追記(詳細は後ほど)

・8/11(水)ツイキャスプレミア配信 SYNC LIVE vol.16

・8/12(木)ツイキャスプレミア配信 弾き語る情熱を歌と呼ぶ

 

 

【トピックニュース】

 

『eN CAFE』
・日程:2021年8月29日(日)
・場所:Social Space KIYOSUMI(東京都江東区高橋14-13  Kiyosumi SOHO 1F-1B)
(都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅、都営新宿線・森下駅から徒歩5分)
・時間:14:00 OPEN - 20:00 CLOSE
*入場料無料
・参加者:小林 佳(音楽)/ニワっち(音楽)/今野直倫(coffee)/北野隆也(coffee)/星密灯ノ猫 にゃお(朗読)/
中谷弥生(朗読)/ばしー|HOME BOUND COFFEE(絵本作家)/杉本 渓(絵画)/RuneSorcery(アクセサリー)/
希南里佳(SNSデザイン)/レボル・エイビス(映像クリエイター)/植村豪人(フォトクリエイター)/かじぃさん。(コネクター)

<イベント内容>
eN project(https://en-en-en.com)が1日限定カフェ「eN CAFE」をオープン。
コーヒーやフード、アートや雑貨、音楽や朗読など、様々なカルチャーがコラボした空間のカフェイベントです。
どなたでも気軽に遊びに来てください。
人の縁で生み出す空間をぜひ体感してください。
*感染対策予防にご協力ください
*人数制限により時間をずらしてのご来店をお願いする場合がございます
お問い合わせ :https://en-en-en.com/en-inquiry/