みなさん、こんばんは♪
ずいぶん
お久しぶりになってしまいました。
ジェジュンとの
ラブラブデートに
集中したくて
ライブが終わったら
じっくり書こうと思っていたのに、
本気になり過ぎて
捗りませんでしたっ(笑)
それでは
思い出して頂いたところで←思い出してください♪ww
続きアップしたいと思います。
またお付き合い
よろしくお願い致します^-^
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
ジェジュンに逢うまでに
やるべきことが
たくさんあった。
彼の前では
一番綺麗でいたいから――
疲れ切った私は
消し去りたくて・・・
ほぼ同時に着いた待ち合わせ場所――
ジェジュンの視線を
感じて
恥ずかしさに瞳をそらす。
新しい服と靴とバッグ、
慣れない
濃いめのメークにセットした髪。
見てもらうためにしたのに
私ってバカだな・・・
「行こっ?――」
近くに美味しいお店があるの。
知ってる?――
なんて、
視線を避けるように
早足で前を歩き出した。
「え?あ、あぁ・・・」
”逢いたい”って言ったのに
ちゃんと顔を合わせるでもなく、
先を歩いて行く私に
慌てた様子でついて来た。
「ごめんね、
仕事の邪魔しちゃって・・・」
お店で向かい合って
初めて目を合わせた。
「いいよ、俺の仕事は
いつでもどこでも出来るから。」
「そうなの?」
「歌詞は思いついたら
書きとめて置けばいいし、
メロディーはレコーダーに
吹き込んでおけばいいから。
PCさえあれば、
出来上がったものも送れる。」
「そっか・・・
便利だね!」
「あぁ、そうだな。
だから、
どこでも行くよ――」
〇〇が望むなら・・・――
「え?・・・」
私、何か言ったかな?
これから
私がしようとしていることを
匂わせるような何か・・・
今日で
逢うのは
最後にしようと思ってる。
ありきたりだけど、
ジェジュンの前から
姿を消そう・・・そう決めた。
だけど
そんな素振り見せていないし、
気付いてないはずだから・・・
「ん?――」
「あ・・・うぅん・・・」
やっぱり
気付いていないみたいで
良かった。
「”どこでも”って言うから・・・
本当にどこでも
来てくれるのかなと思って。」
「行くよ~どこでも――」
「へ~・・・
じゃあねー、南の島――」
「あっは、何で?
行きたいの?」
「来てくれる?」
「いいよ。」
「じゃあ、
すごく暑くて
誰も住めないような南の島――」
「う~ん・・・
誰も住めないくらい
暑いんだろ?」
住めないんじゃない?――
「いいの、
来てくれるかどうかだよ――」
「あっは、
それさ、
誰も住めないくらい
寒い国――じゃだめ?」
「寒い方が好きだから?」
「うん♪」
「嘘つき~
どこでも行くって
言ったのに。」
「あっははははは
寒い方が
寄り添えるよ?」
「もぉ~・・・」
何でもない
ただのたとえ話なのに、
いつかそんな日が
来たら、いいな、なんて思ってた。
ジェジュンから去る私は
もうそんな夢さえ
見ることは出来なくなる。
「〇〇――」
「ん?・・・」
不意に
改まった顔で私の名前を呼んで――
「どこに行きたいの?」
今行きたいところを言ってと
ジェジュンは言う。
私が
行きたいのは
南の島でも
寒い国でもなくて・・・
私はそっと
外を指差した。
「え?・・・」
私の指先に
誘導されて外を見る。
「歩きたいな――」
ジェジュンと
恋人同士みたいにして
街を歩きたい。
私の望みに
ジェジュンは反対する。
それは
私との関係を
守ってくれようとしているからこそで・・・
だけど
私はわがままになる。
「大丈夫だよ、
知り合いなんていないよ。」
誰にも見つからないから――
見つかったって
もう平気だと言わないから
ジェジュンは
しばらく黙って
何かを考えてた。
「ねぇジェジュン、
デートしよって言ったでしょ?
普通のデート・・しよ?
たまにはいいでしょ?」
(最後だから・・お願いっ)
私の願いは
受け入れられた。
恋人として過ごすことはない。
二人で歩く街の景色は
いつもと違って見える。
みんな
ジェジュンを見てた。
歩く姿まで
かっこよくて
隣を歩くのが何だか
もったいない気がした。
見ていたい――
ジェジュンのこと、
ただ見つめていられるだけで
幸せだった
あの頃のように・・・
そんな願望が
私の歩みをゆっくりにした。
ジェジュンとの
距離は開いていって―――
先を行くジェジュンが
振りかえって心配する。
「うぅん・・何でもない。」
「早かった?」
歩くのが
早いかと私を気遣う彼・・・
「うぅん、大丈夫――」
小走りに駆けて
隣に並んだら
もっと幸せを感じた。
多くを望むようになってしまった私・・・
これから
どうしようか・・・
”ねぇ”――
並んだ
私の耳元にジェジュンは
囁くように言った。
「みんな
〇〇を見てる。」
「え?違うよ
ジェジュンだよ。」
「〇〇だよ――
だって
今日の〇〇、
すごく綺麗だから・・・」
え・・・
油断してた。
ジェジュンに
綺麗だと思われたくて
頑張った自分の姿を
忘れていた。
顔がぽっと
赤くなっていくのが
自分でもわかる。
恥ずかしいっ
「やめてよ
恥ずかしいよ。」
バカップルみたいじゃない?――
赤く染まった頬を
見られないように、
今にも
触れそうな距離にいた
ジェジュンの腕を押して
体を離した。
「どうして?――」
えっ・・・
”どうして?”と
私に問いながら、
ジェジュンを押した
私の腕を掴んで
引き寄せた。
「”俺の恋人だ”って
みんなに言いたいよ――」
恥ずかしい?
ジェジュン?・・・
「人が・・・見る・・・」
離れなきゃ―――
「あっごめん・・つい・・・
〇〇が綺麗だったから――」
「・・・」
すごく
嬉しいのに
苦しくて、
何も答えられない。
「あっは
俺はいつのまに
こんなに〇〇のこと
好きになったんだろう。
やっぱり部屋、行かない?」
私も同じことを
思う時がある。
いつのまに
こんなに好きになったのかって・・・
部屋に戻った私たちは
何よりも先に
唇を重ねた――
お互いを
味わうように
ゆっくりと深く・・・
外では
愛し合えなかった欲求が
止まらなくなるみたいに、
ジェジュンの手が
上着の裾を潜り抜けて
素肌に触れる。
「んっ・・・ジェ・・ジュン?・・」
背中のホックを
掴まれたとき
思わず声が出た。
ここ・・・で?・・・
私たちがいるのは
玄関の扉の前。
まだ
靴だって脱いでない。
「ベッド行く?」
”うん”――
キスしながら
頷いた。
抱き合ったままでは
なかなか脱げない靴――
バランスを
崩して
その場に倒れ込んだ。
「ごめんっ
大丈夫だった!?」
下になった
ジェジュンは―――
「ん?・・」
「も・・・待てない・・・」
「あっ・・・んんっ・・・・」
体が反転して
驚く間もなく
唇を塞がれた。
ジェジュンの手が
体に触れている
心地良さに
目を瞑る。
愛し合えるこの時間が
私の最高の幸せ―――
深くふかく
溺れてしまった・・・
ジェジュンと言う海に――

















