こんばんは♪
それにしても
チャンミン、
こんなに好きになってたの?って
感じに仕上がってます(笑)
ここから先は
ラブラブ続きますのでwww
胸キュンが書きたいための
妄想ブログ![]()
初心に戻って
大いに書いてみました(笑)
あと、今回含めて3話。
ラブラブイチャイチャ
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
私は逃げながら、
ユノさんのことを
恨んだ。
どうして、
言っちゃうかな?・・・
私の気持ち――
追いかけて来ないと
思ったから
速度を緩めて
車校までの道を
歩いていたら、
またチャンミンの声が
聞こえた。
今度は
逃げられないほど近くで――
「〇〇さん――」
聞こえてますよね?――
私の肩に触れた手。
ドキッとして
振り返ったら、
チャンミンは
すぐに手を退けて
言った。
「何度も呼んだのに・・・
聞こえませんでしたか?」
聞こえてた・・・
「そうなの?
気付かなかった。
ごめんね?」
何か用?――
もう
聞かなきゃいけないのね・・・
覚悟に似た気持ち。
だけど、
チャンミンの目を
見ることは
出来なかった。
チャンミンは
言葉を探しているようで、
話し出すまでに
時間がかかった。
その”間”が
もっと私の不安を煽る。
どんな言葉で
拒絶されるんだろう・・・
その後の
私たちは
今までみたいにも
なれないのかな?
「あの・・・」
やっと
口を開いたチャンミンの声・・
その声が
何と言おうと
笑顔で
やり過ごそうって決めた。
そうすれば
これまでの関係まで
失うことはないような
気がしたから。
「兄さんから
聞きました――
本当は
あなたの口から
聞くべきことだったのかも
しれませんが・・・」
「うん・・・
ユノさんに、聞いた。
ごめんね―――」
”好きだ”なんて・・・
誰にも
言わなければ良かったのに・・・
「え?
どうして謝るんですか?」
「どうしてって・・・
え?・・ユノさんに
聞いたって、何を?」
もしかして、
違うこと言ってる?
「”僕を好きだ”と・・・」
そうだよね、それだよね・・・
「でしょ?・・
だから・・ごめん。」
「?・・謝るのは
僕を好きじゃないからですか?」
「違うよ・・・」
好きだけど・・・――
「だったら
謝らないでください。」
「?・・・」
「僕も
あなたが好きだから――」
!?・・・
私を・・・好き・・・だから・・・?
え!?
今の・・・――
「もう一回・・・――」
聞かせて?―――
私の反応に
安心したのか、
茶化すように――
「僕が”〇〇さんのことを好きだ”って
兄さんに吹き込んだ人は
誰ですか?」
僕の気持ち、
知ってるんじゃないんですか?――
「それはっ・・・」
え・・・・
私は
チャンミンの
胸の中で
言葉を失った。
引き寄せられた
体は
チャンミンによって
しっかりと
抱き締められている。
「・・”僕もあなたが
好きだから”―――」
ちゃんと
聞こえましたか?
耳元で
囁く声にドキドキした。
フラれる覚悟までしたのに、
こんな展開になるなんて・・・
最悪の場合ばかり
考えていた私は
これ以上ない幸せな結末に
対応できない。
想いが通ったら
急にぎこちなくなって、
言葉少なく
教習へと向かう二人――
車校に着いて、
一旦別れた私たち。
どうしよう!!
これから
チャンミンと教習!?
二人きり!?!?・・
予想外の出来事に、
配車された車の中で
チャンミンを待つ
私の緊張は
最高潮だった。
時間が来て、
助手席に
乗り込んだ
チャンミンの横顔は
心なしか
穏やかで
優しい表情――
”鬼教官”だなんて、
誰も思わない・・きっと・・・
「どうしたんですか?」
気付かれていないと
思ったのに、
気付かれてた。
横目で
チャンミンを確認する私・・・
「あっ・・・
なんか変だなと思って・・・」
「何がですか?」
「・・私たち・・・」
いつも
言い合ってばかりだったのに・・・
「嫌・・ですか?」
「イヤじゃないけど・・」
慣れない―――
”信じられない”
気持ちの方が
私は大きいのだけど・・・
チャンミンは
黙ったと思ったら、
私の手から
教習原簿を
奪い取るようにして、
日付を記入すると――
「はい、では
出発してください――」
ちょっと怖い顔で言った。
怒ったの?・・
助手席のチャンミンを
気にしながら
走った。
いつものような
細かいダメ出しは
来ないけど、
車校から
数分離れた
並木通りで
車を停めるように指示した。
これは、
”路駐”の練習?
そんなプログラム
あったかな・・・
「はぁ~・・・
全然、ダメですね。」
ただの
ダメ出しか・・・
わざわざ
停めなくてもいいのに、
今日はどうして?
なんて、
思いながら聞いていた。
「卒業する気、
あるんですか?」
「・・あるよ。」
「いつですか?」
「そんな・・・」
”いつ”って
言われても困る。
私だって
早く免許取って
卒業したいのに・・・
「一日でも
一秒でもいいから、
早く卒業してください。」
え?・・・
「なんで?
何で、そんなこと言うの?」
私たち、想いあえたんじゃないの?――
さっきまで
疑っていたことが、
本当になりそうな
不安に駆られた。
「・・僕が
”教官”だからですよ。」
「え?・・・」
それは?・・・
「”教官と生徒”――」
僕たちの立場です――
「・・・」
「あなたを得る代わりに、
職を失えと?――」
!?・・あっ・・
私は首を横に振る。
生徒に手を出したら、
職務規定違反ってこと・・ね?・・
でも
すぐに卒業する自信、
ないんだけど・・・
「適当に
卒業させてくれない?」
なんて、言ってみる。
「ダメです――」
わかってるよ、
冗談なのに・・・
「でもなぁ・・・
もし、卒業できたとしても、
一人で運転する自信ない。
いつもチャンミンが
居てくれるから、
出来てるけど、
そうじゃなくなったら
どうしよう・・・」
「・・・」
「ハハ・・
仕事のときも、
一緒に来てくれない?
助手席にチャンミン――」
カーナビ搭載みたいに・・――
つまらない冗談に
笑ったのは
私だけだった。
チャンミンは―――
私がお喋り過ぎたせい?
黙ったままで・・・
「チャンミン?・・・」
怒っちゃった?・・―――
「助手席に僕?」
それもいいかも
しれません―――
「・・チャンミン?・・」
「いつも僕が
助手席に乗っていれば、
他の人が
そこに座ることは
ありませんからね。」
「え?・・・」
悪いけど僕は・・――
「割と
嫉妬深いですよ。」
「!?・・・」
「出来れば僕も
”そうしたい”なんて言ったら
気持ち悪がられますか?」
あなたの周りには
心配要素が多すぎるから――
何のこと?
私の助手席に座るのは
チャンミンだけ・・・
「うぅん・・・
嬉しい――
あ、でも、
たまには
私が助手席ね?」
チャンミンの運転する車に
乗りたい――
会話の中で
徐々に実感が湧いてきた
私たちのこと・・・
幸せで
溢れた笑みは、
チャンミンが
抑えていたものをも、
取っ払わせた。
「・・まだ、
”教官と生徒”・・だよ?」
・・いいの?―――
近づく唇を
受け入れながら問う。
「今日だけ・・・」
今の私は無敵――
そんな気がした。















