こんばんは♪


ジェジュンは

お預けしていますよwwww


今日は

チャンミンの気持ちを☆


チャンミンも大変だ・・・(^▽^;)


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どうして

こんなことに?


突然、

職場にやって来た

兄さん――


続けて、

ジェジュンさんと

彼女まで・・・


何しに来たんですか?



兄さんと義姉さんが

出会ってしまった。



東方神起~妄想ラブストーリー~


ぎこちなく

挨拶を交わす二人・・・


僕の名を呼び

やって来た

義姉さんを

兄さんはどう思うだろうか?


僕たちが

繫がっていたと

誤解する?


・・きっと

僕たちが

ここで鉢合わせたこと、

良い結果は

生まないだろう。



東方神起~妄想ラブストーリー~

・・どうする?―――


悩む僕を前に、

簡単にこの状況を

崩した人・・・・


○○さん――


兄さんを

誘って二人は

この複雑な縁で

集まった輪から

抜け出した。


冗談を言いながら、

二人の間から

漏れる

楽しそうな笑い声に

僕の胸は

痛んだ。


やっぱり、

兄さんを?


僕以外の二人も

去って行く姿を

それぞれの

心境で見つめていた。



東方神起~妄想ラブストーリー~

「どうしてここに?」


兄さんの

背中を見ている彼女に

問いかけた。


「あ・・

ブライダルフェアの

打合せの帰りに

前を通ったら

チャンミンの姿が見えたから。」


この前は

ゆっくり

話せなかったでしょ?―――



僕たちの会話を

聞かず、

立ち去ろうとする

ジェジュンさん。



「ジェジュンっ――」



彼女の声に

振り返り・・――


東方神起~妄想ラブストーリー~

「俺は〇〇に用が

あっただけだから――」


〇〇がいないなら、

帰るよ、じゃあ――



二人に何かあったことは

すぐにわかった。


遠くなる

ジェジュンさんを

彼女は

切ない目で追いかける。





東方神起~妄想ラブストーリー~

「何かあった?彼と・・・」



自販機で買った

コーヒーを

手渡しながら

聞いた。



「ありがと。」


受け取って、

苦笑いをした。


「びっくりした・・・

ユノ・・・よく来るの?

あれから、

ずっと会ってなかったから、

まさか、ユノに会うなんて・・

驚いちゃった。」


「・・・初めてだよ。」


兄さんも

今日、初めてここに来た。


「そうなの?

ハハ・・すごい偶然。」


「なんで?

なんで、来たの?」


「だから、それは・・・」



東方神起~妄想ラブストーリー~


「話しって?」


ゆっくりしたい

話しなんて、ないだろ?


「相変わらずだなぁ・・」


昔を懐かしむ

笑みを浮かべた後、

ここに来たのは

本当に通りすがりに

僕の姿を

見つけたからで、

この話をしに

来たわけじゃないと

強調してから、

彼女は話し始めた。


「ユノとのこと、

ジェジュンに

話したの。」


「うん。」


「それで、

何て言うか・・・」


「彼は、何て?」


「”関係ない”って。」


「よかったね。」


「そうかな?

そう思えなくて・・・」


「好きなんじゃないの?」


あんな目で見ておいて・・・


「だから・・・だよ・・・」


不幸にしたくない――



東方神起~妄想ラブストーリー~

「どうして

不幸になるんだよ?

あの人も、想ってるんだろ?

お互い、想ってるなら・・・」


何を言ってるの?

僕には

わからなかった。


「自信ないの・・・

ユノのことも、

不幸にしたでしょ?」


私・・・怖いんだよね――



え?・・・



東方神起~妄想ラブストーリー~

「どうしてそんなこと?」


不幸にしたのは、兄さんだろ?

守らなきゃいけないのに・・・


「私が、わがままだったの。」


離婚した理由――


彼女は

結婚して、仕事を辞めた。


仕事で帰りが

遅い兄さんと、

家の中に閉じ込められた

彼女――


「外で働いている

ユノが羨ましくて・・・

私もまた働きたいって

思ったけど、

ユノは、

家に居て欲しいって・・・」


それだけじゃない。


それをきっかけに、

ぶつかることが

多くなった

二人の関係は

崩れていった。


「若かったのかも・・

分かり合う努力も

しようとしなかった。」


「・・・お互い様・・だろ?

そんなの・・・」


そうだ、お互いさまだ。

なのに

僕は兄さんばかり

責めていた。


哀しい笑み――



「でも、彼とは違う。

違うようにすれば・・・」


「そう・・だね・・・」


踏み出せない

一歩は

離婚をしたことがない

僕には

わからないことだろう・・・


彼のこと、

好きなくせに・・・


それじゃあ

もっと不幸になるじゃないか。



東方神起~妄想ラブストーリー~

「彼なら・・・ジェジュンさんなら

大丈夫なんじゃない?」


「?・・・」


「”本当に心が

優しい人”――

彼を良く知る人が

言ってたよ・・・」


「・・それって・・

〇〇さん?・・・」


「・・うん・・

本当だと思うよ。」


〇〇さんは

嘘をつくような人では

ないと思うから――


「・・そうだね・・・

私もそう思うよ。

ジェジュンは、

本当に優しい心の

持ち主だって・・・」


哀しそうな目をして

俯いた。


好きなんだろ?

彼の事・・・



東方神起~妄想ラブストーリー~

「行ったら?・・・

まだ、間に合うんじゃない?」


一度や二度

断わられたからって

彼女のことを

諦めるのか?


〇〇さんに

”結婚しよう”とまで

言った人だ。


そう簡単に

忘れられる想いじゃないはず。


「素直に

伝えれば、いいと思うよ。」


今のその気持ち――



僕には

出来ないから・・・


”幸せになれ”とだけ、

祈ってるよ。



彼女は

帰って行った。



彼女の後姿を

見送りながら、

僕は過去と未来、

両方を見ていた。


彼女への想い、

過去になる。


その背中を見ながら、

未来を思って、

落ち着かなくなった。


僕の未来・・・


きっとそれは・・・――


東方神起~妄想ラブストーリー~

「どこで、何してるんですか!?」


〇〇さんのことを

想っていた。



”ペナルティ”だと

脅して

〇〇さんを呼び戻した。



兄さんも

一緒に戻って来たのに・・・


「俺は、帰るよ。」


邪魔したな――


その言葉に

妙な

焦りを覚える。


東方神起~妄想ラブストーリー~

「・・何しに来たんですか?」


〇〇さんと話しただけで

帰るなんて・・・


それが、目的ですか?



なぜか

ハイテンションの

兄さんは、

真相もわからぬまま

本当に帰ってしまった。


残された、二人――



東方神起~妄想ラブストーリー~

「兄さんに、

何を言ったんですか?」



何ですか、あのテンションは・・・


でも

〇〇さんも

誤魔化すだけで、

語ろうとはしなかった。


それから、

〇〇さんは

先に帰った

ジェジュンさんと彼女のことを

僕に聞いた。


気になるんですか?



・・僕も・・気になります――


やっぱり、兄さんと〇〇さんのことが・・・



東方神起~妄想ラブストーリー~

「どうして

兄さんを誘い出したんですか?

義姉さんが来たからですか?」


ジェジュンさんも居たのに――


二人のことが

気になってしまう

僕を隠したくて、

目を合わせたくなかった。



さりげなく

聞いたつもりだったのに、

”何となく”なんて

言われて、

それを忘れ、

つい感情的に聞き返す。


「”何となく”・・・

東方神起~妄想ラブストーリー~

教習をすっぽかしてまで

行きたかったということですか?」


そんなに

兄さんがいいと

言うことですか?


気持ちを隠すため――


「僕が教えなかったら

ペナルティだったんですよ。

気をつけてくださいね!」


付け加えた。

でも――


「・・次回の予約、

して帰ってくださいね。」



「??・・・」




東方神起~妄想ラブストーリー~

「予約・・・できますから・・」


来週も同じ時間に――


これからも

僕の教習をと

約束しましたよね?



だから・・・



〇〇さんも

兄さんを好きになる?


いや、もう

好き・・なのか・・・


また

そんな人を

僕は愛そうとしているのか?・・




僕のジレンマ――



好きになるまいと

突き放してみても、

離れて欲しくないと

呼び戻す。


○〇さんには

届かない・・・僕のそんな想い・・