こんばんは☆


何だか、まだ

例の”彼女”との関係が

明らかになりません。。。。


時間がかかりそうです。


もうしばらく

お付き合いくださいませ☆


それでは~


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


助手席に居ると

落ち着くなんて・・・


ただ、

”逢いたい”だけ――


人を好きになるのに

”理由”なんてないけど、

どうして

好きになったんだろう・・・


いつの間にか

魅かれていた。



「チャンミン―――」



東方神起~妄想ラブストーリー~

「はい?

・・まだ居たんですか。

この後、乗る予定でも?――」


時間潰しですか?―――



救命救護の教習を

終えた部屋で

事務作業をしていた

彼に声を掛けた。


「ううん、帰るけど・・・」



東方神起~妄想ラブストーリー~

「そうですか。」


教習ではなく、

話す時間が欲しくなった。


私がここにいることに

無関心で

相変わらず作業を

続けている姿を

少しの間

見ていた。


話すこともそうだけど、

こんなにちゃんと

見ることもなかったな・・・


ジェジュンの家で

会ったとき以外は、

会うときはいつも、

隣にいるから。


どこを好きになったんだろう・・

何故、好きなんだろう・・・


わかったことは、

見ているだけで、

”嬉しくなる”ということ―――



「?・・何ですか?」


私の視線に

気付いた。


「何が?」


帰りのバスまで

まだ時間があるから――


なんて何でもないフリして

言ってみる。


「そうですか。

何分毎にでてるんですか?」


教習が終わる時間ごと・・・


バスまでの時間は

まだまだある。



乗らなかったこと、

知られたくなくて・・・


「結構出てるよ。

日曜日も仕事って

大変だね―――」


違う話をする。



東方神起~妄想ラブストーリー~

「そうでもないですよ。

日曜日だからって

特に用事もないし。

平日休みの方が

どこも空いていていいですから。」


「それもそうだね。

チャンミンは

彼女いないの?」


「は?――」


唐突な質問に

驚かれた。


でも、気持ちに

気付いたら

聞きたくなって・・・


「休日に

特に用事はないって・・・」


デート、しないんだ?――



東方神起~妄想ラブストーリー~

「別に、休日だけじゃないでしょ?」



デートはいつでもできるって・・・


「まあ、そうなんだけど・・・」


「それに僕みたいに

平日休みの人も

たくさんいます。」


「そうだね。」


確かに、

あの”彼女”も

休日は仕事だったっけ・・・


その辺のところが

まだ、クリアじゃないんだった。


でも、もう聞かないと

言ったから・・・


どんよりした

気分になってきた。


「じゃあ、帰るね――

チャンミンは、まだ仕事?」


「えぇ・・あの――


東方神起~妄想ラブストーリー~

いつから”チャンミン”・・と?」


今頃、気づいたの?


「今日から――」


少しは

近くに感じられるでしょ?


呼ぶなと言われても

呼ぶから・・・


でも本当に

言われるのが怖いから


「じゃあね――」


逃げるように

部屋を出る。



そんな私に・・・


東方神起~妄想ラブストーリー~


「はい、気をつけて――」


優しく微笑んだ。


初めて見た

その笑顔・・・


私に向けられた

笑顔――


胸がキュンとする。



帰りのバスで

思い出し笑いが

止まらない。


恋をすると

ほんのささいのことで

嬉しくも

哀しくもなる。


この感覚、

忘れていたな・・・


チャンミンのは

ただの愛想笑いなのに、

一人、

ニヤニヤと・・・


バスを降りても

止まらなかった。




「遅いっ!!」



東方神起~妄想ラブストーリー~

「ジェジュンっ!!」


家の前で

ジェジュンが

待ち伏せしてた。


「6時には帰るって

おばさん言ってたのに。

遅い――」


「・・バスに乗り遅れて。」


「電話してくれれば

迎えに行ったのに。」


「どうしてジェジュンが?」


それが

ダメなんだってば・・・


「友達だから――」


本気で言ってる・・・


”友達”は

そんなことしないんだよ?


「そう。

じゃあ今度は

電話するから

デート中でも何でも

迎えに来てよね!?」


「?何で怒るんだよ?」


何にも

わかってない・・・


「別に・・・」


「さっきまで

機嫌良さそうだったのに。」


え!?

もしかして見てた!?!?


「・・・見てた?」


怒りが急に

恥ずかしさに変わった。


東方神起~妄想ラブストーリー~

「うん・・すっげー

ニヤニヤして・・・

あっは・・気持ち悪かった」



気持ち悪いって・・・


「そこまで言わなくても・・

で、何か用だったの?」


待ち伏せまでして――


「あ~

特にないけど・・・」


夜ご飯に

誘おうと

思っただけって。


今日は

二人きりじゃなくて、

いつものメンバー――


ジェジュンと

ジェジュンの家族と私・・・



「ほんとにね・・

二人ともいい年して・・――」


から、始まって・・・


”彼氏は?””彼女は?”って

ジェジュンのご両親。


いつものことだから、


東方神起~妄想ラブストーリー~

”はいはい”って流して聞いている。


”彼女”とはまだ、進んでないの?


彼女がいる時、

ジェジュンは”いる”って

言うけど、

今日は言わないから。



話しは進んでいき、

とうとう・・――


「あなたたち、結婚したら?」


東方神起~妄想ラブストーリー~


「え?何で、そうなるの?」

「そうですよ――」


どうせ今から

探すなら、

今居る、気心知れた

私の方がいいって・・・


出来れば

そうしたかったな。


だけど――


「私、彼氏はいないけど、

好きな人はいますから――」


だから

ジェジュンとは結婚しませんよ――


笑顔で返した。



「あら、そうなの?

良かったわね。

どんな人?―――」


私の恋愛話を

楽しそうに

聞いてくれる

ジェジュンのお母さん。


とは逆に――


東方神起~妄想ラブストーリー~


笑みを消して

私を見つめる。



私の好きな人は―――



「背が高くて、

クールで・・・

でも、笑うと、すごく

可愛いんです――」




ジェジュン・・じゃないよ・・・


私は恋をした、

あなたじゃない人に――