こんにちは♪
昨日は、
あまりの不具合さ加減に
嫌気がさして、
携帯を変えに行ってきました。
その新規設定作業で、
疲れすぎて更新できず・・・・
すみませんでした![]()
今日は、早めにアップを♪
それでは、
よろしくお願いします^-^
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
次の教習では、
別の教官を選んだ。
雑談を交えながら
リラックスした
雰囲気の中で
教習を受けるのは
気持ちが安定して
楽だった。
彼と逢うまでは
それが
普通だった。
それで満足なはずなのに
私の目はいつも・・・―――
彼を探してる。
あれが最後だから
気になっているんだと
思ってた。
私に落ち度が
あったのは確かだから・・・
だけど
路上から戻って来て
校内を走っていた時――
!?・・今、笑ってた?
すれ違った
教習車の助手席に
笑顔の彼が居た。
私の時は
笑ったことなんて
ないのに。
「右に寄り過ぎですよ~」
「あ!・・・すみません。」
彼に気を取られてた。
凹んだ気持ちで
教習を終えた。
彼が笑顔だったことが
ショックだった。
もしかして私・・・
一瞬よぎったけど、
そんなわけないと
思い直す。
彼とは
出逢ってから
最悪なことばかり・・・
特別な感情を
抱くなんてあり得ない。
それなのに私は――
「他の人をって
言いましたよね?」
たった3度だけ
他の教官と乗って
また彼の元に
戻って来た。
「・・・教官が生徒
選んでいいのかな。」
いいわけない、よね?
「いいんですよ。
明らかに
指導の妨げをするような
生徒は拒否することが
できます。」
え!?そうなの!?
・・だとしても――
「・・妨げなんて
してないと思うけど・・・」
「ストーカーや
セクハラ行為も
それに当たります。」
「!?ストーカー?
セクハラって・・・」
え!?私!?!?
してないけど、
誤解されるようなことは
あったかもしれないと
思い返して
声が小さくなっていく私――
「身に覚えが?」
その顔で
やっぱり
私のことを
言っているのだと
わかった。
「ちがっ・・あれは
そんなつもりじゃなくて
間違えただけだよ。
本当に・・・」
必死の言い訳にしか
聞こえない。
でも
彼にとって
そんなことは
どうだって
良かったんだと思う。
ただ一つ・・・―――
「僕が答えることは
何もありませんよ――」
教習のことを
言っているんじゃないって
わかってる。
私のした質問は
不躾だったと
反省してるから・・・
「・・この前は・・・
ごめんね・・・」
素直に謝ったら――
少し戸惑ったような
早く出発させてください――」
え・・いいの?
その言葉に
許されたように
嬉しくなって――
「はい!」
思わず
キレの良い返事をした。
「左!
確認しましたか?
バイク来てましたよ!」
「はい・・すみません・・・」
「ほらっ
言われた方向ばかり
見てもダメです!
右側も見ないと・・・」
助手席から
あらゆるところに
注意を払ってる
真剣な顔―――
安全確認のために
視線を動かすと
時折
目に入ってくる。
私の助手席では
やっぱり
笑わないけど、
その涼やかな
視線が
隣にあることに
満たされた気分を
覚えた。
また、乗ってくれるのかな?
教習が終わって、
原簿に判子を押しながら――
「車線変更は
もう少し練習が
必要ですね。」
そう言った
彼に言う―――
「答えなくていいから、
聞いてくれる?」
「・・・」
拒否もしないから、
私は
話し始めた。
「あなたと彼女が
どんな関係でも
私には関係ないから
もう聞かない。」
だけどね・・・――
「ジェジュンは
良いヤツだから、
傷つけないで
あげてね。」
今を逃したら
言えないと思ったから・・・
言っておきたかった。
「これから
この話は
もうしないから――」
”答えなくていい”と
言ったからか
返事をすることはなく――
「他に言いたいことは?」
ない――
「それだけ。」
それに対して
無反応で、
原簿を返す彼――
思いだしたように
「あっ・・・」
呟いた私を
まだ何か?―――
そんな目で見た。
あんまり
じっと見られると
困るんだけどな・・・
私が言いたかったのは――
「・・免許取れるまで
よろしくね―――」
「はい?」
「乗車拒否される
覚えないもん。
セクハラもしてないし、
ストーカーでもないから・・・」
また、助手席に乗って?
いいかな?―――
返事は待たなかった。
「じゃあね―――」
返そうと
彼の手に持たれたままの
原簿を取って
私は車を降りた。
おじさん教官より
彼との教習の方が
私は好きみたいだ・・・










