14:46 家には私1人でしたが黙祷しました。
あの日から５年になるんですね。
あの日あの時感じたこと、今もはっきり覚えています。
たまたま子ども達と一緒に外出中だったため、大きな幹線道路脇であの大地震にあいました。
周りの建物が大きく揺れ道路が波打ったのを目の当たりにし、その時起きている事の大きさに驚きました。
夫不在の時間帯、２人の子どもはまだ幼児。
大きな川と海が近い地域。情報が錯綜する中、こちらの地域にも大きな津波が来るかもしれない…また大きな余震が来るかもしれない…
高層階に住む我が家。
大きな余震が来るかもしれない。と思うと家に戻る決心がつかず同じマンションの住人のみなさんとマンションの1階で不安な時間を過ごしました。
夜も近づきもう大丈夫か？と思い帰宅することにするも…エレベーターの止まった高層マンション、家に帰るには階段を登るしかなくて…まだ２歳の娘を抱っこして階段を登って帰宅。
夫はいつまでたっても連絡はつかず...ただただ不安でいっぱいだったあの時から５年。
あの時６歳と２歳だった子ども達は、１１歳と７歳になりました。
息子は学校で災害について学び、学校で学んだ事を私に話してくれます。
先日の池上彰さんの番組を自ら録画し、日々勉強。
私より真剣に災害について学んでいる息子が非常に頼もしい。
あの日から５年の月日が経ち、幼かった子ども達（特に娘）はあの日起こった事を忘れかけているけど、何不自由なく暮らせることは当たり前じゃないんだよ。
もし今、大きな地震が来たらこうやって行動しようね。
今日3.11は、こういう事があったんだよ。と記憶を風化させないため…子ども達と確認しつつ今日という日を過ごしたいと思います。
いくら今、毎日が平和だったとしても…あの日起こったことは、決して忘れてはいけないこと。
私の住まいは、大きな被害を受けた地域ではないけれど…あの震災はどういう物だったのか…きちんと子ども達に伝えていきたい。
微力ではありますが、自分にも出来る小さい事を見つけ少しでも何かの力になれたら…
震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された地域の1日も早い復興を願っています。