たった2週間の間に状況は目まぐるしく変化した。
幸先よく、そして大きく伸びる期待を持てた2週間前の金曜。
それから一転して、状況が厳しくなった週明けの月曜。
ビジネスにおいて絶対はないと改めて感じたと共に、
結果が出るその瞬間まで喜んだりしているようじゃ、まだまだ甘いなと反省。
自分が任せてもらっている相手が、市場においてどれ程の影響力があり、
そしてそこに集まる競合はどこもエースを投入してきていることを感じた。
自分が逆の立場であれば、同じように攻め手を防ぐような先方を取る。必ず。
だからこそ、敵ながら流石だなと感じてしまうし、直面した時はもうムリだと思ってしまうぐらい心が折れる。
今期の戦略として考えていたところも攻めあぐねるかと感じてしまった。
そんな時、メンバーからトップスペンダーに当たっているからこそ、
直面しないようなキツイことにぶち当たるんですよ。頑張って突破してくださいと言われた。
メンバーにそんなこと言われること自体、ちょっと情けないけど、
すごいそういう風に言われて、なんかスッキリした部分もある。
そもそも、そんな大きいところに向かっているのに、
すんなり上手く行くなんて思っていること自体が甘かった。
必死に考えても通らないことなんてこれまで何回もあった。
受注もらっても結果が出なかったことなんて何回もあった。
喜んだり、腐ったりするのは簡単。
投げ出すのも簡単。
けど、そんなのはプロフェッショナルじゃない。
どんな状況でも言い訳はしては無いけない。
結果が出ても奢ってはいけない。
そういう人格の人が結果を出す人だと信じている。
そういう人格の人を目指したいし、心から尊敬できる。
今期は原点回帰。
もう今までの実績は捨て、もう一度這い上がる一年にすると決めたのだから、
数字だけに踊らされること無く、ビジネスマンとして目指すべき姿のために
結果を出すに見合うだけの資質も身につけられるように過ごしたい。