映画探偵室 -1965ページ目

映画「1984」についての探偵の言い訳そのX

もういい加減終わらないか,という声なき声が聞こえたので,ここで探偵から少し言い訳を。美しい場面はもう殆ど終わりで,これから急転直下,暗澹たる展開となります。先行画像の中に,全体の流れの重要なヒントとなる2コマを入れて置きました。

1つ目は彼女と知り合った後でつけている日記の日付(画像をクリックして拡大し,確認してみてください)と,2つ目は逢引きでの中で彼女が壁の絵について言った言葉,「何故だか記憶にあるのよ。」です。では引き続きご鑑賞ください。

映画「1984」:(7) 君を愛せなくなるかも知れない... 

二人で借りた秘密の部屋での逢瀬は続いていた...

Until when1 Until when2











しかし,その中には『真実』もあれば『不真実』(untruth:探偵注)もあった。」  
Attention please Truth and untruth









Freedom is to say Diary2









1984年5月12日

「自由とは,2足す2が4であると言える自由だ。それさえ認められれば,あとはその真理に従って決定される。」

ある日,1981年にあのサイムが天才ぶりを発揮してチェスの王者になったという記事を訂正するように,という指令書が来た。それはサイムがアンパーソンされることを意味した。
Rehab Spread the paper









Sime was there Doubt









すると,今あそこにいるサイムは何者ということになるのだろう?テレスクリーンでは戦場での功労者としてあの「オグリビー」が登場していた。
Sime is now Order sheet








Tillotson Sime is unpersoned









From tube Another person










これでサイムはティロットソンという男になり,1981年のチェスで優勝したことになった。しかし,なぜサイムが?
Drank Pour








「大きな栗の木の下で,私は貴女を売り,貴女は私を売った。あのビッグ・ブラザーのため」
Sold you Dam the label








「スミス」
Simth Hello Smith









I read your article Yes









Elegantly At home









Time has come 「君がザ・タイムズに書いたニュースピークの記事を読んだよ。なかなかエレガントに書かれていたね。いや,これは私だけの意見じゃない。 」

「そうですか,どうも。」

「時にあれは,ニュースピーク辞書の新版,第10版を参考にしたのかね?幾つか「非在用語」(unword:探偵注)が混じっていたようだが。」

「いえ,私はまだ第9版を使っています。」

「そうか,私の手元に第10版があるから,それを見に来給え。夜はずっと自宅にいるからね。」
来るべき時が来た...

New war Last time









新たな英雄はオグリビーになっていた。あそこであの男がしているのは,一体何の仕事だろうか。 戦争はこれまでもイーストエイジアとの間で行われていたのであり,ユーレイシアは常に味方の同盟軍だった,ことになった。 ザ・タイムズの記事は書き換えられた。こうして事実とされていたことが書き換えられ,いつしか書き換えられたことも忘れられて行く...
Change it Suspect








New sime





「終に事は起こった。召喚状が来たのだ。私の人生のすべてがそれを待ち望んでいた時が。」

「お湯が半分も吹きこぼれてしまったわ。今何時?」 「11時30分だ。」

「あら,これは何かしら?」 「消し忘れていた歴史のかけらだ。100年前の昔からのメッセージだよ。」

Boiled away What time









What is it Half past









Chunk of history From 100 years









「オレンジとレモン,つまりセントクレメンツの鐘だ」「あら違うわ、罰金3ペンス。セント・マーチンの鐘といわれているものよ。」
Oranges and You owe








Who taught you I just know it










「誰に教わった?」

「忘れたわ。ただ記憶に残っていただけ。」
Wondered Only thing you do is








「いいかい,よく聞くんだ。今すぐ君がすべきことは,ここを出ていくことだ。手遅れにならないうちに。そして二人がもう二度と会わないことだ。」
Never see againBefore late








Yes I will Luck cant last










「分かったわ。」

「僕らの運もこれ以上長く続かない。君は正常に見える。僕みたいな穢れた人間を寄せ付けなければ,生き続けられる。」

Innocent Keep clear







What you do I will Thought it out









「私は貴方と同じことをするわ。もうちゃんと考えてあるの。私は生き延びるのが上手いのよ。」

Good atKissed





Left the bed Looked at her








Almost When shall we








「次に会うのはいつにする?」

「1,2週間は会わないほうがいいわ。安全を考えて。愛してるわ。」

「ああ。」
Several weeksI lover you then










Resistance is real None of it's real










Julia Noe of its real








「ジュリア,レジスタンスは実在すると思うかい?」 「思わないわ。実在するものなんて何もないのよ。」(続く)


次次回の予告

三島由紀夫原作「午後の曳航」,イギリス映画
Gogono
毎度空約束の探偵ですが,次次回には「午後の曳航」をお届けしたいと思います。熟年未亡人がサラ・マイルズ,相手の航海士が若きクリス・クリストファーソンです。 ユーリズミックスの歌う「」がYouTube上にありましたので、下記に貼り付けます: http://www.youtube.com/watch?v=zT1H9gafkfE エンベッドは禁止されていました。