YES！クロ女史

見てください、この艶やかな漆黒の毛並み！

シェルターにいるクロ女史です。

数ヶ月前、クロちゃんのTNR後に、お世話をされていた方から「怪我をしている」とのご相談を受け、当会でいったん保護。

左の口元から耳にかけて、重度の擦過傷が。

受診後、形成手術を受けました。

術後、左頬が少しひきつった感がありますが、そこから犬歯がチラリと覗いているのがチャーミング

完治後、そろそろリリースをしないとなぁ…と、一抹の寂しさを覚えながらも様子をみていたところ、平衡感覚の乱れが出始めました。

血液検査の結果は異常なし。

眼球振盪症状が現れており、脳に異常が出たのではないかと考えられます。

当初は歩くのはおろか、横になるのもしんどそうな時期もありました。

ですが、毎日の投薬と定期的な通院により、ここまで回復

再発の恐れがあることからリリースを断念し、当会の保護猫になりました。

お山へ保護された当初は、クロちゃんもきっと脅えていたのでしょう。

擦過傷への塗り薬の塗布も大騒ぎでした

スタッフ達も「…よし。クロちゃんのお薬を塗るぞ

」と気合いを入れて臨んでいたものです。

それが今では、クロちゃん自らその艶やかな身体を寄せてきて『ささ、撫でるのです』と頭を差し出してきます

最近のクロちゃんは口数が多く、スタッフがプレハブ内に入ってくると、よくおしゃべりしています。

クロ女史、そろそろブラッシングをご所望かな。

ご要望にお応えしましょう！

犬と猫のための家族さがし

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