着地(ちゃくち) | 二文字熟語

二文字熟語

漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

おはな!
 今日の言葉は、着地(ちゃくち)です。

 日本を取り巻く政治・経済・社会、様々な環境は大変に厳しいものがあります。今の政治家の先生方が、自分で自分の首を絞めるかのように、環境悪化を呼び込んでいるような気もします。尖閣問題しかり、竹島問題しかり、米国の基地問題しかり、経済の停滞もある意味で政治が機能していない、そのため行政府も機能しない結果だと感じています。様々な問題を解決するためには、解決した姿をイメージする、結果としての着地(ちゃくち)点をイメージすることが大切だと思います。様々な課題を克服したわが国の姿(着地点)を早く見出さなければなりません。

 さて、着地(ちゃくち)です。着(ちゃく)とは、身に着ける、ぴったりとくっついて離れない、行き着くetc.の意味となります。地(ち)とは、天に対するところ、大地、限られた場所、身分、境遇、位置etc.の意味となります。着地(ちゃくち)とは、行き着くところ・・そのものを意味します。イメージ的には、空中から地上に降り立つこと。

透けてるハートハート
 様々な事象の行き着く先である着地点が、幸せの大地であるのか、それとも戦乱と狂気に満ちた大地であるのか?これひとえに、私達人類が叡智をもって賢明な選択をするかどうかにかかっています。いたずらに片意地を張らず、またいたずらに欲にまみれることなく、相手の身になって物事を考える謙虚さがあれば、必ずや、幸せの大地に降り立つことができる。そう信じて、世の動きを眺めていきましょう。