挑戦(ちょうせん) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

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 今日の言葉は、挑戦(ちょうせん)です。

 グーグルの創業者であるローレンス・エドワード・“ラリー”・ペイジ(Lawrence Edward "Larry" Page, 1973年3月26日生まれ)の好きな言葉は、”許可をもらうより謝る方が楽だ”。この言葉は、社会にとって良いことなら挑戦することが正しいとの覚悟を示しているという。法律や業界慣習、さらには既存の権威が挑戦を阻んでも、リスクをとって果敢に攻め込んでいくことが革新を可能にするという。

 さて、挑戦(ちょうせん)です。挑(ちょう)とは、いどむ、とびあがるetc.の意味があります。手偏に、兆(ちょう)という文字の組み合わせですが、この兆の字には、兆候といった言葉からもわかるように、何かの”きざし”を意味しています。次に、戦(せん)です。この文字は、いくさをする、勝負をする、恐ろしさにふるえおののくetc.の意味があります。戦いという勇ましい言葉の裏側にある恐怖、この戦(せん)の文字の裏側にはあるようです。挑戦(ちょうせん)とは、恐ろしいほどの緊張感を内に秘めながらも戦いに挑むという事になりそうです。

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 何かに挑戦をするとき、人は何を思うのか。成功への期待感か。それとも、失敗した場合の喪失感か。成功の鍵は、マイナスイメージを持たないことだと良く言われます。また、マイナスイメージを抱かせるような言葉も使わないことだといいます。挑戦者の必須条件は、楽観主義者であることかも知れません。