少しだけさかのぼり、NIPTを受けた話を書きます。

これは賛否あるテーマだと思いますが、私たち夫婦の考え方として、ご理解いただければと思います。

 

 

私は妊娠が分かったときから、何らかの形で出生前診断は受けようと思っていました。

高齢出産のため、障害を持つ子が生まれる確率が若い方よりは高いというのがひとつ。

ふたつめは、私はストレスで体調を崩す傾向が強く、過去には休職したこともあり、ストレス耐性は強くない自覚があって、ぶっちゃけちゃんと子育てでできるか不安なのに、どんな子でも頑張れる、とは思えなかったこと。

一方で、夫はもっとはっきりと「障害のある子は生まない」という考え方でした。

多少の差はあれど意見は一致していたので、何らかの出生前診断を受けることで夫婦合意していました。

 

とは言え検査を受けるのは私ですんで、調べました。

その範囲で検査の候補に挙がっていたのはこの3つです。

 

・クアトロテスト

・新型出生前診断(NIPT)

・羊水検査

 

うち、分娩先の大学病院では高齢出産に当たるということでNIPTと羊水検査の案内を受けました。

いずれも18万円~22万円ほど。

 

夫と話をし、一時唯一の確定検査である羊水検査だけ受ければ良いのでは、という話にもなったのですが、羊水検査は流産他、合併症のリスクがあるのがどうしても引っかかってしまって、前向きになれず。

私の大学病院では普通に受けられるみたいだけど、リスクがあるからってのでクアトロテストをまず受けてね、その結果が良くなかったら羊水検査しましょうっていう病院もあるみたいだったし。

じゃあ母体の血液だけで検査可能で、陰性的中率の高いNIPTかと思ったのですが、その時点で私は13週。

私の大学病院では14週6日までに検査を受ける必要があり、加えて夫婦そろっての事前カウンセリングが必要かつ、検査は電話予約できないというシステムで(他の大学病院はちょっと違ったりするかも)、案内を受けた時点で13週4日とかだったので、大学病院で受けるのが時間的に結構無理がありました。

ということで、色々と探し回り、今回は認可外のクリニックでNIPT検査を受けてきました。

 

私が検査を受けた施設はこちらです→東京エバーグリーンクリニック

 

問い合わせした翌々日の土曜日に検査を受けられました。

 

クリニックは東京駅から地下道を通って徒歩5分くらいのビル。

たぶんまだ新しいんだと思いますが、内装も受付のお姉さんもきれいでしたw

受付で名前と予約している旨を告げると、予約時に伝えていた生年月日と出産予定日等の情報が記載された用紙確認をされます。

 

私が到着した時点で3組くらい。夫婦と妊婦さん一人の割合は半々くらいかな?

まず個室に呼ばれ、看護師さんから簡単な説明と妊娠週数をエコー写真で確認。

次に別室で医師との面談で、偽陽性の可能性の話。

最後に別室で試験管半分くらいの採血をして終了です。

結果は大体12日後に宅急便で自宅に届くとのこと。

 

所要時間は支払いまで含めて30分くらい?かな?

短時間で済むし一人で受けられるし、土日もやってて予約も取りやすかったので、私みたいにぐずぐずしていて時間がなくなった!という方とか、何回も夫婦揃って病院に行くのが厳しい方は良い施設だと思います。

あ!あと大学病院ではNIPTは基本、出産時35歳以上の高齢出産の場合しか受けられないのですが、認可外施設なら、年齢は関係なく受けられます。

 

逆に検査自体に不安や不明点がある方は認定の大学病院で受けた方が良いです。

検査の詳細な説明は聞かなければ一切ないです。

私は事前に結構調べていたので、検査自体には懸念はありませんでした。

おねだん高いなぁくらいで…。

でも大学病院で受けても20万以上かかるのでね…場所によっては陽性だった場合の羊水検査費用が含まれるケースもあるようですが、東京エバーグリーンクリニックでも、病院は指定されるけど無料で羊水検査を受けることはできるようです。

 

 

ただ結果が出るまでの期間は不安でした。やっぱり。

そんなに気にしていないつもりだったけど、結果が届く直前に陽性結果の出た夢を見たときは、やっぱり不安なんだなあと思ったりしました。

結果的には13、18、21トリソミーともに陰性だったので一安心。

そしてこの検査、希望すれば性別も教えてもらえるのです…。