文書名 資金を制するものは経営を制する 営業キャッシュ・フロー
文書番号 0032
作成日 2013/08/26
ジャンル 財務会計
営業キャッシュ・フローとは、通常の営業によって獲得した資金のことです。資金分析の中でも最も重視すべきものです。
この営業キャッシュ・フローの求め方は二種類あります。一つは直接法でもう一つは間接法です。直接法は支払ごとの資金の種類を区分してそれを集計するという方法ですが、勘定分析に関する知識が必要です。それに対して間接法は、バランスシートの残高で計算できるので簡易な方法です。この方法だと必要な資料があれば誰にでも営業キャッシュ・フローの計算ができます。
時系列的にこの営業キャッシュ・フローを分析すれば、経営の資金的な趨勢についての的確な分析が可能となります。
用意するものは二期分の試算表のみです。
さあ電卓を用意しましょう。
まず、二期分の試算表から次の勘定科目の増減を求めます。資金の増減のルールは簡単です。
ルール① 減価償却は資金のプラス
ルール② 売掛金と受取手形の合計の増減 増加していたら資金はマイナス・減少はプラス
ルール③ 棚卸資産の増減 増加は資金のマイナス・減少はプラス
ルール④ 買掛金と支払手形の増減 増加はプラス・減少はマイナス
これを電卓で計算したら、次の表に記入し、集計すれば営業キャッシュ・フローの出来上がりです。
