日本では2012年7月に公開されたハリウッド映画
「リンカーン弁護士」をみました
元々法廷サスペンスは大好きなジャンルの一つで、
この映画も気になっていましたが、
ネット上の評価を見ると、なかなかの好評価で、
絶賛のレビューも多かったので、
かなり期待して観始めました。
若干ネタバレしてしまうかもしれないので、
まっさらな状態で観たい方はご注意下さい。
高級車リンカーンの後部座席をオフィスにL.A.中の法廷を駆けめぐる
ミック・ハラーは、金次第で麻薬売人や売春婦の容疑を晴らす敏腕弁護士。
ある日、資産家の御曹司ルイス・ルーレが女性への殺人未遂容疑で
告発され、弁護を担当することに。
楽勝で高額な報酬にありつけると勇むミックだったが、
過去にミックが弁護を担当した別の殺人事件の真犯人がルイスではないか、
という衝撃的な疑惑が浮上。
ルイスの身辺を調べ始めたミックの周りにルイスの魔の手が迫り、
やがて危険はミックの元妻マギーや娘にまで及び始める
・・・という感じの物語。
多くの方が絶賛されているとおり、この映画はかなりの秀作でした

今まで数多くの法廷サスペンスを観ましたが、
こんなにスリリングで、巧みなストーリー展開の作品は
久々に観た気がします。
どうやって決着するのか全く先が読めず、最後の最後まで楽しめました
資産家の御曹司・ルイスに弁護士として雇われた主人公は、
後に、ルイスが複数の事件の真犯人に違いないという確証を得るものの、
弁護士の秘匿特権(守秘義務みたいなもの)があるため、
ルイスを告発することが出来ず、逆に彼を弁護しなければならない
状況に苦悩します。
真犯人を真犯人と知りながら、弁護しなければならない主人公に、
果たして真犯人を追い詰めることが出来るのか

ここがこの映画の最大の見所になります。
今回、主人公の弁護士を演じたのはマシュー・マコノヒーですが、
マシュー・マコノヒー × 弁護士 と言えば、思い出すのは
ジョン・グリシャムの処女作を映画化した、
法廷サスペンスの傑作「評決のとき」です。
自分の中では、マシュー・マコノヒーと言えば、「評決のとき」で演じた
若くて正義感に溢れた新米弁護士のイメージが強かったので、
今回演じた、軽いノリのちょい悪弁護士との間に
新鮮なギャップを感じました。
17年前の法廷劇で見せた演技も素晴らしいものでしたが、
より深みを感じさせる今回の弁護士役もなかなかです。
批評家からも高く評価され、興行的にも成功をおさめた今作は、
続編やテレビシリーズの製作が予定されていますが、
1作目がこれほどの傑作だと、2作目以降を成功させるのは大変でしょうね。。
「ミレニアム」シリーズのように、回を重ねる毎に
面白さが倍増していくような、傑作シリーズとなることを期待したいです。
誰もが楽しめる映画だとは思いませんが、
法廷物やサスペンスが好きな方には、ぜひとも試して欲しい
オススメの一本です
「リンカーン弁護士」予告編
「リンカーン弁護士」をみました

元々法廷サスペンスは大好きなジャンルの一つで、
この映画も気になっていましたが、
ネット上の評価を見ると、なかなかの好評価で、
絶賛のレビューも多かったので、
かなり期待して観始めました。
若干ネタバレしてしまうかもしれないので、
まっさらな状態で観たい方はご注意下さい。
高級車リンカーンの後部座席をオフィスにL.A.中の法廷を駆けめぐる
ミック・ハラーは、金次第で麻薬売人や売春婦の容疑を晴らす敏腕弁護士。
ある日、資産家の御曹司ルイス・ルーレが女性への殺人未遂容疑で
告発され、弁護を担当することに。
楽勝で高額な報酬にありつけると勇むミックだったが、
過去にミックが弁護を担当した別の殺人事件の真犯人がルイスではないか、
という衝撃的な疑惑が浮上。
ルイスの身辺を調べ始めたミックの周りにルイスの魔の手が迫り、
やがて危険はミックの元妻マギーや娘にまで及び始める
・・・という感じの物語。
多くの方が絶賛されているとおり、この映画はかなりの秀作でした


今まで数多くの法廷サスペンスを観ましたが、
こんなにスリリングで、巧みなストーリー展開の作品は
久々に観た気がします。
どうやって決着するのか全く先が読めず、最後の最後まで楽しめました

資産家の御曹司・ルイスに弁護士として雇われた主人公は、
後に、ルイスが複数の事件の真犯人に違いないという確証を得るものの、
弁護士の秘匿特権(守秘義務みたいなもの)があるため、
ルイスを告発することが出来ず、逆に彼を弁護しなければならない
状況に苦悩します。
真犯人を真犯人と知りながら、弁護しなければならない主人公に、
果たして真犯人を追い詰めることが出来るのか


ここがこの映画の最大の見所になります。
今回、主人公の弁護士を演じたのはマシュー・マコノヒーですが、
マシュー・マコノヒー × 弁護士 と言えば、思い出すのは
ジョン・グリシャムの処女作を映画化した、
法廷サスペンスの傑作「評決のとき」です。
自分の中では、マシュー・マコノヒーと言えば、「評決のとき」で演じた
若くて正義感に溢れた新米弁護士のイメージが強かったので、
今回演じた、軽いノリのちょい悪弁護士との間に
新鮮なギャップを感じました。
17年前の法廷劇で見せた演技も素晴らしいものでしたが、
より深みを感じさせる今回の弁護士役もなかなかです。

批評家からも高く評価され、興行的にも成功をおさめた今作は、
続編やテレビシリーズの製作が予定されていますが、
1作目がこれほどの傑作だと、2作目以降を成功させるのは大変でしょうね。。
「ミレニアム」シリーズのように、回を重ねる毎に
面白さが倍増していくような、傑作シリーズとなることを期待したいです。
誰もが楽しめる映画だとは思いませんが、
法廷物やサスペンスが好きな方には、ぜひとも試して欲しい
オススメの一本です

「リンカーン弁護士」予告編







