昨夜、北海道は北見市の実家から
埼玉に戻ってまいりました。
帰り際に撮った
僕の実家のケーキ屋さん
パティスリーNobuyaを紹介します!!
もともとは
佐呂間町の工藤菓子店(現かぼちゃん本舗)
から約10年前に移転。
創業100年の工藤菓子店4代目工藤暢也(くどうのぶや)が
北見市緑町に
パティスリーNobuyaを開店!!
現在の外観
佐呂間町の時は僕の親父3代目工藤行雄(くどうゆきお)
が初めて和菓子屋に洋菓子を導入
そして、地元では知らない人がいないほどの銘菓
『かぼちゃんパイ』を発売!
佐呂間の名産かぼちゃを使ったパイは
発売以来瞬く間に爆発的な人気で
佐呂間銘菓に。。。
おかげで僕は大学に入れてもらいました(笑)
現在は親父の作る元祖かぼちゃんパイは
『おじいちゃんのかぼちゃパイ』と名前とデザインを変えて
パティスリーNobuyaでたまーに売りに出ておりますが・・・
親父の懐かしい味を求めているファンにより即完売。。
嬉しいですよね(=⌒▽⌒=)
外観は暢也がフランスに修行にいってるときに見た
田舎のケーキ屋さんをモデルにしたそうです。
さてさて、僕の弟で4代目の工藤暢也(くどうのぶや)
が創ったこのパティスリーNobuya
おかげさまで北海道内いろんなところから
たくさんのお客様がわざわざ買いに来られて
連日大盛業となっております。
いやー嬉しいですね。
きっとご先祖様も喜んでいられることでしょう
入り口はこんな感じ。。
ところで、この店には暢也の
いろんな思いとこだわりがたくさん詰まっております。
暢也は高校卒業後日本菓子専門学校をでて
関東近辺の有名店で修業をする中で
プロとしてのパティシエの厳しさを思い知らされたようです。
たまに会うと精神的にも肉体的にもボロボロ・・・。
つらい毎日だったようですね。
でも、それがあって今があるんでしょう。
厳しい修行中に僕によく話してくれたことがあります。
最初は洗い場を任されて雑用ばっかりしていて腐っていたけど
そこにいるからこそ、いろんなものが見えるんだよね・・・・
そこから彼は始まって約15年の修業を積み
異常なまでのこだわりと頑固さを持つ
まさに、ザ・職人になりました。
店内の様子です・・・
彼のつくり出すケーキはまさに芸術品です。
一切の妥協を許さない。
そこがお客さまに支持される最大の理由でしょうね。
昔、暢也がこんなことを言っていました。
ケーキはレシピ本を見て設備があれば誰でも作れると思ってるでしょ??
同じ材料と同じ設備と同じ作り方で菓子職人10人が作ったケーキは全部味違うよ。。。
『俺はロボットが作ったケーキはきらいだ・・・。』
さてさて、どんなケーキが並んでいるかな(‐^▽^‐)
ケースの中はまだ開店直後のため在庫は残ってます。
いつも・・・・・・写真撮りに行くと…・ない(笑)
このケースの後ろに工場があります。
工場内はまるでオペ室の様で。。。
すごい緊張感・・・・無駄な話は一切なし。。
暢也の怒鳴り声が響く中。。。
みんな黙々と製造をしております
身内も話しかけられない雰囲気。
以前、もっと力抜けよっていったら、
笑いながら物つくっていいもの出来るか??
心が込められるか??
プロのケーキ職人は自分が満足するものを作るんじゃなくて
お客様が満足するものを作らなきゃ、素人以下なんだよ・・・・
て、僕は何も言えませんでした。(汗)
久しぶりに、実家に戻り
弟の変わらないモチベーションとこの店を見て
僕も兄貴として工藤家長男として頑張らなくては!!
まったく逆の職業だけどね…・(笑)
皆様、北海道は北見市に行くことがありましたら
緑町のパティスリーNobuyaのケーキ是非食べてみてくださいませ!!
なまら美味いよ!!
歌う歯科医師 TK-九童↓↓
http://www.youtube.com/user/kizukaops?feature=wa