もう、9月。


なのにまだ暑いね。
今になって、ガリガリ君が本格的に中止だし、冷麺はガンガン売れてるし。




8月30日。


朝、市場に仕入れに行った。

仕入れ量は少ないので、コーヒーを(勝手に入れて)飲みながら、おしゃべり大会。


仲買の社長、
「そう言えばアレどうなった?」
とアレについて聞いてきた。



アレとはもちろんアレ。




契約更新。




『あぁ、辞めるって言いましたよw』
って、あっけらかんと答えた。



そしたら社長。


「なんか決まってんの?」


『何にも(笑)』



「なら、○○青果の○○が入院してるから、今のうちに入れ!(笑)」





って、それ
ほかの会社の事でしょ…
それに人の不幸を踏み台には出来ないよ。









てな話をし終えて店に帰り仕込みを始めていたら、店から巣立った弟分から電話。





「今から行っていいですか?」



彼は出世?して時間に余裕があるらしい。
もはや逆転されたね。



午後になり、彼が来たけど話はやはり契約更新について。



「(これから)どうするんですか?」



話はそこ。



『なーーーんにも決まってないよー』

って答えたら、

「ラーメン屋でもなんでも考えて下さいよ」

って今後が心配な様子。



彼はある地方から出てきて私を兄のように慕ってくれている。



その兄がこれじゃガッカリだよね。
俺が面倒見てやらなきゃいけないのに、面倒みられる立場になるかも…





暗い話題で別れた数時間後、師匠から電話が鳴った。



遅い遅いお中元が届いたお礼の電話だった。



私よりも大変な状況下にあるのに極めて明るい声で話してくれる。



電話をかけてきて頂きながら失礼かと思ったが、報告があるので今度会いたいと言う。



師匠は何の事かも聞かず、「いつでも良いよ」と明るく答えてくれた。



たぶん察しているとは思うけど、電話じゃ失礼だし顔を見て話しないとね。








アポ無しでいろんな人と話し、いろんな事を考えさせられる一日だった。