3月6日の日経の記事より。
受精卵と同じように身体のあらゆる細胞や組織に成長する力を持つ、新型万能細胞「isp細胞」の研究が本格化してきているらしい。
以前から新聞記事に出ていたので自分メモということでブログ記事に残してみようと思う。
2007年に京都大学に山中 伸弥教授らが人間のisp細胞の作製に成功し世界で研究が進んでいる。
isp細胞は『普通の細胞』から万能細胞を作るので倫理面での問題も少ない。
研究が進むと、どんな効用があるか?
移植医療での臓器提供者不足や移植後の拒絶反応が改善される可能性がある。
重度糖尿病、インスリンを作る細胞を作り機能を回復させる。
心臓や脳の病気などに部分的な細胞を作り機能を回復させる。
筋ジストロフィーなど遺伝子変異が原因の病気の原因解明やisp細胞に遺伝子を入れ正しく働かせるように出来るかもしれない。
癌に対して攻撃する免疫細胞を作製できる可能性がある。
そして、
44MAGNUMのPaulが患っている病、
パーキンソン病。
これにも脳の細胞を作製し移植、機能改善が出来るようになるかもしれない。
ただ、研究が進んでも資金面や臨床試験の承認などハードルは高いし、一般の治療になるまでには数十年かかるのだろう。
一刻でも早く研究が進んで不治の病と言われる病気が1つでも減って欲しいし、Paulが思う存分歌えるようになる日が早く来て欲しい思う。