暇そうだった。。。




やはりと言うか、なんと言うか。




店の契約更改が迫ってきて、なんとなく大人の社会で最初の決断をした所を訪ねたくなった。





最初に給料をもらった場所。

あれから20年になる。

スーパーのテナントで入っているラーメン屋さん。

私が働く前から繁盛店だった。


学生時代から通い、卒業して仕事がなくフラフラしていると

「うちで働くか?ちょうどおまえの先輩が辞めることになったから」

こんな風貌の男を?

当時、髪は長くパーマで茶髪。

決して好感の持てる身なりではなかった。


後から周りにも言われたらしいが相当な決断(賭け)だったらしい。

良くなるか悪くなるか?

良くなるほうに賭けたらしい。


それから2年。

作る楽しさや難しさも覚え将来は・・・

と考え始めていたら、箱(スーパー)自体が徐々に売上不振になっていく。


時はバブル期。

都心部や純都心部に大型店が出来ていく。

ブランドやネームバリューにお客様は吸い寄せられていく。


もう少し収入が欲しいと思った私はコンビニとの掛け持ちをはじめる。





それからまた2年。

そのコンビニで社員となる事を相談した時、快く送り出してくれたマスター。

今、人を雇う立場になって見ると戦力が欠ける不安が先走り、快く送り出せる気にはなれないときがある。

相当悩んで決断したんだろうと今は思う。




私も当時はかなり悩んで決断した。





そして今も決断を迫られ悩む。

決断は決断を下す寸前に決めるしかない。

その後の結果なんか求めてはいけないし、分かるもんではない。




原点を訪ねてみて大きな分岐点で決断した時を思い出してみた。