明るいバイトのAちゃんが突然来た。




「俺に会いたかったの?笑」

 





『そぅなんですよぅ 笑・・

じゃ、なくて!!

水曜日どうしようかな?と。

あっUさんの話もきかないとっ』

 

 

 

 

 

楽しそうに店内へ行ってしまう。

 

 

 

 


おいおい

俺との話は?

 

 

彼女の天真爛漫さが皆にウケ、バイトを楽しいものにしている。

 

 

なかなか戻ってこないので店内に行くと、シフトの話よりも世間話で盛り上がってる風。

 

 

 

「出れない日でもあるの?」

 

 

『そうじゃないんですよっ。

火曜日合宿で水曜日帰ってくるんですけど、Kちゃんが出れるって言うからどっちがいいかと』

 

 

「どっちでも良いんじゃない?」

 

 

『そんなぁ・・なんか冷たいですねっ』

 

 

・・冷たい?

 

Aちゃんのこと考え大変かな?と思い言ったんですが・・

 

こんな返しを明るく言えるキャラに可能性を感じてます。

 

 

 

『シフト分からないし、中入りま~す』

 

一緒にバックヤードへ。

 

 

 

『こここうだし・・

うーん。。

 

どうしよう???』

 

 

「でもそこKちゃん代わりに出るんでしょ?KちゃんとY君ぺちゃくちゃ喋ってるから嬉しいんじゃないの?」

 

 

『何で、知ってんですか?』

 

「色々情報収集ルートがあってね。へへへ

 

KちゃんY君のこと好きなんじゃないの?」

 

『え???そうなんですか?』

 

てっきり『何で、知ってんですか?』で関係を知っていると思いました。

 

 

 

 

いつも仕事終わりに喋っていること説明する。

 

 

 

『じゃ、代わったほうが良いですね!!』

 

 

「良いかな?彼(Y)は付き合っている彼女いるよ」

 

 

『わぁ~っ!!それはヤバイですね、どうしようかな?』

 

 


「Aちゃんが辛かったら代わってもらえば?」

 

 

『そんなぁ。。。

あなただけワガママ言って迷惑かけるならバイト先に迷惑かけるなら1度辞めてしまいなさいよってお母さんが言うんですよ。

どうしようかなって。。。』

 

こんな話の切り替わりも、天然の明るさがあるからこちらも聞いていられる。

これが、深刻顔されて話されたら

「また、バイト1人減るぅ~」

と、暗くなるが。

 

 

『あっ!!でもY君だからKちゃん出たいって言ったんですかね?』

 

 

 

もう、話変わってる。

 

 

「そうかもね、KちゃんにはYに彼女がいること黙っておいたら?」

 

 

『そしたら、代わってもらった方が良いですね?』

 

 

企んでる風な顔。

 

 

で、結局代わってもらうことに。

 

 

帰り際、

「どっちにしても、YA君に彼女いること知って、Kちゃんと一緒に入れたら罪だねぇ」

と、言ったら




『やばかったですかね?

 

でも、Y君の彼女知らないし友達のKちゃん応援します!!』



(自分が彼氏盗られたらどうすんの?と思うが)



 

「ヤバイかもね・・

 

こんな奴(YA)は、またそんなことするんだよ」

(それより、友達の心配しろっ!!と思うが)




こんな突っ込みが返ってくる。










 


 

『決め台詞言って帰るんですか?』


 

 













こんな突っ込みの出来るバイト・・

好きです。