台湾は中国との戦争を望んでいない!
年が明けてから、日本は防衛力の強化に一層、熱を帯びさせてきている。言うまでもなく、ロシアによるウクライナへの侵犯から台湾問題へと飛び火し、ここへきて台湾海峡有事の際のシュミレーションも具体化してきた。
そのシュミレーションによれば、いかなる形でも中国の台湾への侵攻の阻止が出来たというが、米国は空母二隻を失い、我が国おいても百機を超える航空機を失い、20を超える艦船を失い我が国米軍基地は中国のミサイルで破壊される。その結果、数千人の死者が出るという戦慄のシナリオとなっている。
私は、その歴史的背景から日本と中国は2度と戦争をしてはいけないと考えている。しかし、今の流れでは、台湾を巡り中国と米国が対争い、日米同盟により、米国の味方として中国と完全に争う形となる。
しかし、よくよく考えてみれば、台湾は中華民国が実効支配している地域である。日本が清から略奪した島であり、歴史的に中国の領土であることは言を俟たない。このことは米国も1つの中国として認めているし、だから台湾は国連にも加盟できない。中国の野望は一つの中国を目指して、現台湾の政府を自身の意のままにすることである。香港を考えれば分かりやすいだろう。
香港の民主主義は風前の灯となっているが、香港経済が破壊されたわけではなく、今でも国際的金融都市である。中国が支配した以上、かつての香港ではなくなったが、中国の肩を持つわけではないが、中国側が約束の2050年を待つことなく長年イギリスが支配していた考えを早々に払拭したいのもわからないわけではない。
米国の国益は日本の国益にあらず。以前から私はこう言い続けているが、台湾のために日本人が血を流し戦争に加担する考えはどうも納得がいかない。無論、日米同盟がある以上、高見の見物というわけにはいかないが、防衛力を高めるにしても、専守防衛に徹することの大原則を認識すべきだろう。
台湾は日本ではない。大切な友人ではあるが、だからこそ、日本は中国ともっと、深く外交を重ねていく必要ある。台湾人も無論、戦争を望んでいない。でなければ、先の選挙で蔡英文総統が率いる与党・民主進歩党が大敗するわけがない。G7の結束も大切だが、日本の外交を見ていると行きやすいところばかり回っているような気がする。台湾有事はいつ起こってもおかしくないだけに、国民世論をまとめるための真剣な議論が必要である。
金田一
そのシュミレーションによれば、いかなる形でも中国の台湾への侵攻の阻止が出来たというが、米国は空母二隻を失い、我が国おいても百機を超える航空機を失い、20を超える艦船を失い我が国米軍基地は中国のミサイルで破壊される。その結果、数千人の死者が出るという戦慄のシナリオとなっている。
私は、その歴史的背景から日本と中国は2度と戦争をしてはいけないと考えている。しかし、今の流れでは、台湾を巡り中国と米国が対争い、日米同盟により、米国の味方として中国と完全に争う形となる。
しかし、よくよく考えてみれば、台湾は中華民国が実効支配している地域である。日本が清から略奪した島であり、歴史的に中国の領土であることは言を俟たない。このことは米国も1つの中国として認めているし、だから台湾は国連にも加盟できない。中国の野望は一つの中国を目指して、現台湾の政府を自身の意のままにすることである。香港を考えれば分かりやすいだろう。
香港の民主主義は風前の灯となっているが、香港経済が破壊されたわけではなく、今でも国際的金融都市である。中国が支配した以上、かつての香港ではなくなったが、中国の肩を持つわけではないが、中国側が約束の2050年を待つことなく長年イギリスが支配していた考えを早々に払拭したいのもわからないわけではない。
米国の国益は日本の国益にあらず。以前から私はこう言い続けているが、台湾のために日本人が血を流し戦争に加担する考えはどうも納得がいかない。無論、日米同盟がある以上、高見の見物というわけにはいかないが、防衛力を高めるにしても、専守防衛に徹することの大原則を認識すべきだろう。
台湾は日本ではない。大切な友人ではあるが、だからこそ、日本は中国ともっと、深く外交を重ねていく必要ある。台湾人も無論、戦争を望んでいない。でなければ、先の選挙で蔡英文総統が率いる与党・民主進歩党が大敗するわけがない。G7の結束も大切だが、日本の外交を見ていると行きやすいところばかり回っているような気がする。台湾有事はいつ起こってもおかしくないだけに、国民世論をまとめるための真剣な議論が必要である。
金田一