変えてはいけないもの!? | KCR総研代表 金田一洋次郎の証券アナリスト日記

変えてはいけないもの!?

■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在の状況と今後の展望を冷静に分析!
個別企業の情報等ここでしか聞けない話が聞ける!
個人投資家のためのシンクタンクKCR総研がお届けする最新情報が生で聞ける!
KCAMレポート会員、達人視点会員限定の有料会員イベントですが、
無料IRチャンネル会員(本メルマガを受けとっている会員)の方は
入会すれば受講可能です!是非、ご参加ください!
入会方法はこちら!  http://www.jlpi.jp/
【達人視点の会 on Zoom 】2022年4月12日(火) 18時ライブ配信
⇒ http://www.ir-channel.jp/event/os220412.html
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
金田一洋次郎の「IRチャンネル」 アナリストレポート動画ラインナップ!
https://www.youtube.com/user/analystaction1/videos
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

俗にいうロングセラー商品というものがある。特に食品業界では、顕著で、私たちの口に入るものは、視覚ではなく味覚を中心に五感で感じ取っていると言っていいと思う。

 「何も足さない。何も引かない。」は、サントリーウィスキー山﨑のあまりにも有名なキャッチコピーだが、ここにロングセラーの秘訣があると思う。

 しばし、離れていたユーザーでも、時が経つと、無性に欲しくなる。あの味に触れたいと自然に欲しくなるのがロングセラー商品の定番だと感じる。

 こうした観点からは、変えない努力というものがメーカーに求められる。世代を通じて愛されるには、変えてはいけないものがロングセラー商品であり、それがロングセラーとしての使命だと感じている。

 ところが、そのロングセラーの定番とも言える「アサヒスーパードライ」が何を思ってか、味を刷新してしまった。聞けば発売以来36年ぶりの初リニューアルということなのだが、愛飲者の私自身は、どうしても納得がいかない。

 新しいドライは切れにあまりにもこだわりすぎていて、コクが感じられなくなったからである。受け止め方は様々だと思うが、過去の味を全く捨てる必要があったのか!?ドライとしての別ブランドで売り出すならともかく、過去の味を消して味を全く変えてしまうというのはドライファンとしては残念でならない。

 このニュードライが世間にそのまますんなり受け入れられるかは不透明だが、私自身は、久々にサッポロ黒ラベルに戻ってしまった。

 ビール業界は、業界全体としてビールの伸びが年々落ちており、昨今はジンなどスピリッツ系のアルコールが人気と聞く。こうした現状を打破するための一策だったかもしれないが、果たしてこの刷新でドライの売上が伸びるだろうか!?

 ロングセラー商品には、それなりの使命があると思う。お酒の話ばかりで恐縮だが、今や冒頭の「山崎55年」は1本300万円で販売されている。寝かすことで熟成するウィスキーやワインとは違うと思うが、定番商品は変えない努力が必要である。

金田一