価格が全体的に安い状態が続く日本?確かに、安い店は多い。又ある一定の線を越えると心理的に財布の紐を解かないのも日本人なのかもしれない。

 例えば、ディズニーランドはカリフォルニアが約1万4千円、パリが1万1300円、上海が8800円くらい。それに比べて日本は7500円。

 ダイソーは勿論日本ではたいていの商品は100円だが、同じダイソーで、同じ商品がアメリカで162円、ブラジルで215円、中国で153円。中国で生産した商品が多いにもかかわらずだ。

 ホテルの五つ星で50平米の部屋ならロンドンで17万円、日本で7万円。ロンドンは高くて有名なので少し勘案する必要があるが、それでも7万円は安い。

 アマゾンプライムの年会費はアメリカで1万2900円、日本で4900円。ビッグマックは日本で390円、アメリカで約630円。こんな価格でもし、平準化すれば、為替は1ドル70円くらいになるだろう。だが、実際は110円。であるとすれば、企業が儲からない国、それが日本ということになる。その中で儲けている企業は確かにすばらしいが、これでいいのだろうか?なるほど、国力が下がっているように思われる日本でなぜか円安に大きくふれない意味もわからないではない。

 今後、優秀な人材の確保や、外国人技能者の獲得、環境への投資、道路補修、管更生、災害対策などやるべきこと、お金が掛かることは山ほどある中、必要以上に駄目になったときの保険を考えるだけではなく、夢を持ち、その未来への投資をどうしていくのか、そしてそのためにお金を使うのは惜しんではいけないと思える。

 例えば、娯楽関係も、自己研鑽も、ユダヤの人々が財産は奪われても、知識は奪われないとして学業を重視したというが、これらは形に残るかどうかは、はっきりしないが、頭、心に知識、思い出として、誰にも奪われない財産となるとしたら、もっとお金をかけるべきかもしれないと感じた。