「仕事と心の流儀」は丹羽宇一郎氏の著作の本です。

伊藤忠商事の社長、会長を勤められて方ですが、「縦の総合化」を唱えられ、又、負の遺産を一掃されるなど、尊敬できる経営者だと思っています。その方の本なので、購入して読みました。

その中で「絶対絶命の状況でも努力を続けることで人は鍛えられ、強くなっていく」「問題が多いことを喜べ。それは懸命に生きている証拠だ」ということが書かれています。

まさにその通りだと思います。私も50歳半ばになり、過去を振返ると、ピンチのときほど大きく成長しています。そのときには、勿論、冷たくされることが大半かもしれません。しかし、数名、助けてくれる人が出てきます。その折に、失敗したからこそ、学べる実務知識、人間の本性、ぎりぎりの交渉におけるスキルの向上は、その後の営業に大きく役立ちました。失敗しろといっているわけではありませんが、成功すると、そこから学ぶことを忘れがちですが、失敗は違います。又、多くのことに挑戦していくと当然問題も多い、多くのことに挑戦するということは、懸命に前に進んでいることを意味すると思います。何かに挑戦するとうことは、あえて問題が詰まったトンネルに入り込んでいくようなものです。ですが、出たときには、一回り大きくなっていると思います。

中々努力は強要できるものではありませんが、努力を続け、成功したときも失敗したときも、大泣きして、そして次のステップに行くエネルギーに変えていく、そんな人生がいいと思っています。古いかも知れません。

 次に「きみの能力は自分で評価するものじゃない。他人が決めるんだ」という言葉が出てきます。

学生の頃は、入試もあるので、自分で自分を評価してもしょうがない面はありますが、社会人になると試験というより、上司に評価される為、不満に思う人が出てきます。しかし、残念ながら、仮に社長でも人から評価されるものです。自分で評価しても、成長はありません。私は、こと、会社で言えばですが、評価は総合点だと思っています。つまりは、実績、責任感、地頭、容姿、協調性、コミニュケーション能力、体力、先見力などの総合点が平等な評価基準だと思っています。その中でも、リーダーとして成長してもらう人には、実績と責任感を重視します。一方で若いときは、会社の中でも評価を地頭や容姿で判断しがちです。ですが、それだけでは、私は難しいと思います。体力がないといけませんし、協調性なども必要です。そして、これらはある程度の遺伝と本人の努力かと思います。多くの人が全てを備えていません。コンプレックスを持っている部分があれば、それを他の能力で補えばいいのです。書く言う私は、前職の会社で部長になったときに、その会社の社長に、その容姿で部長になれたことをほめられました。その折にはピンと来てなかったのですが、後からつまりは総合点なのだなと気づきました。ですので、全ては努力しだい、一生懸命生きて、会社、その従業員のみんなと成長していきたいと思います。