医療の分野で働きだして半年 | 医療系大学生だけどIBSガス型、嘔吐恐怖症

医療系大学生だけどIBSガス型、嘔吐恐怖症

医療系大学生だけどガス型。
一念発起して治すために頑張る記録をつづります。
嘔吐恐怖症もあります。

辛いことの多い毎日だった。
看護師に怒られ、医者に怒られ、いらいらと苦しみを抱えながら、誰にも言えずに生きる毎日だった。

IBSだけどこんなに頑張ってここまで来ましたと、誰かに言えたら、そしてそれを受け入れてくれたら、どんなに楽だろうと考えた。
現実は、そんなこと口が裂けても言えないし、言ったところで誰もわかってくれない。

でも頑張っていたら、君は頑張っているねと認めてくれる人が一人だけいた。
嬉しかった。

人生は嫌なことだらけじゃない。
このことを、医療者として、IBSで悩む人達に直接、真実味を持って言えるまで、あとどのくらいかかるのだろう。

思えば18歳のとき、
私は大学に行っても、働きだしても、
またこの病気のせいで恥ずかしい思いして、笑われて、友達もできなくて、幸せになんてなれないことが目に見えているのに、
どうして受験に向けて頑張っているのだろうと、馬鹿馬鹿しくて涙が止まらなかった。頑張ることを辞めたかった。頑張ることが苦痛だった。
真っ暗な未来に向けて努力することがただ辛かった。

でも、あのとき少しだけ頑張ってくれた私のおかげで今、私はなんとかここにいる。

今、たくさんの私のことが嫌いな人達と、数人の私のことを好きでいてくれる人達に囲まれて、
なりたい自分になるために頑張っている。

あとどれくらい死ぬほど辛い思いをすれば、同じ病気に苦しんでいる、まだ見ぬあなたにたどり着けるのだろう?
あともう少し。
這いつくばってでも生きなければ。