先週、帰国時に香港で観光した時の話をします。


11月24日の夜中、インドのデリーを出発して朝9時に香港に到着しました。しかし、次の名古屋までの飛行機は16時30分出発です。

実に7時間半も待ち時間があります。

そこで、この日は観光することに決めていました。

一人きりだったんですが…。

私は観光するつもりなのに、飛行機の中では隣のインド人が豆とウイスキーを頂きながら、隣に聞こえる大音量(ヘッドホンなのに)で映画を見るので、ほとんど寝れませんでした。

くっそーむかっ


行き先は空港から比較的近い、香港最大の島であるランタオ島のポーリン寺だ。

どうやらここには世界一大きい大仏があるらしいのだ。

(1989年完成、2007年まで屋外の大仏としては世界最大)

デリーを出発するまでは、そこまでしか調べられなかったので、空港で何とかしなければならない。

まあ何とかなるでしょ。ドキドキ


香港は観光地だから、空港にツアーデスクがあるだろうと予想して、入国審査を済ませた後、ツアーデスクを探すと、早速ありました。このとき9時20分くらいかな。


そしてツアーデスクの若いおねーさんに、「ポーリン」「ポーリン」と言っても全く通じないので、「ビッグ ブッダ」と言ってみたら通じました。

良かったニコニコ


すると、デスクのおねーさんがパンフレットを私に渡してくれて、

「バスで〝Tung Chung″まで行って、そこからロープウェイに乗れば大仏のところに行けるよ。バスはS1乗り場で3.5香港ドルです。」

と教えてくれました。

じゃあまず香港ドルをゲットだ。1万円をトラべレックス(世界中にあるね)で両替しました。


よーし、バスに乗るぞビックリマーク

目指すは、あこがれの香港名物、2階建てバスだ。

でもどこにバス停があるのか全然わからん。標識が香港語と英語だけど、英語でBUSなんて標識は全くありません。4,5人に聞いて何とかバス停に到着。

でもお金はいつ払うんだ?チケットはどこで買えばいいのか?

バス停で待っている客(夫婦)に聞いたら、オートパス(カード)を買わなければならないよと言われ、また空港内に戻って、カードを買うことに。

案内係に聞いて、チケット売り場に行くと、現金でいいよと言われ、じゃあ両替してよと私が言うと、できないと言ってきました。なにっ!?

しょうがないから、再びバス停へ行きました。

何だよ、全くプンプン


そしたら、先ほど訪ねた夫婦がまだバスを待っていて、私は現金でOKだよと言うと、相手はそうなんだみたいな感じで納得してました。


何とかバスに乗って、お金を前払いし、いざ目的地へ。観光客はみんなカードを使っていましたが、私だけ5ドル硬貨を払ってお釣りなしでした。

結局バスに乗るのに1時間くらい使ってしまった。チッキショーあせる


2階建てバスだけど、とりあえず1階の座席に座ることに。

本当は2階に行きたいけど、いつ降りればいいのか分からないので行けないのです。

しかし、どこで降りればいいのか全くわからん。何回も停留所に止まるのでちょっとドキドキ。

「Tung Chung」ってどこだよ?

近くに座っていた、さっきの夫婦に「Tung Chung」って着くの?どこで降りればいいの?と聞いても

ちんぷんかんぷんって感じで相手も分からないみたいだ。

私の英語が下手なのか?相手が英語を分かっていないのか?

あせってきたあせる

長年の勘でみんなが降りるところで降りればいいだろうと思っていたら、ロープウェイが見えて来ました。


そしてそのあたりで止まった所で、みんなが降りたので私も降りました。

きっと間違いないだろうと。

しかし、どうやってロープウェイ乗り場まで行けばよいのかさっぱり分からん。


すると、先ほどの夫婦がその辺の人に聞いてくれました。

どうやらこの夫婦も観光で来ていたようで、私と同じく分からないんだよね。

でも、めっちゃ優しい人だ。台湾人でした。ありがとう。お幸せにラブラブ



そして、ちょっと歩いてロープウェイの券を買うのに並びました。

このとき10時35分です。

券を買うのに50分、乗るのに25分くらい待たされました。

ちゃんと日本に帰れるのかな?やばいな。時間を使いすぎだ時計

券を買う時にどれにするのみたいなことを香港語で聞かれ、よくわからないのでパンフレットのロープウェイの写真を指差して、これと言ったら、OKって感じで何とか購入できました。


でも、思惑とは違って、スタンダードよりも高いスペシャルなものになっちゃった。まあいいか。

これは足元がガラス張りになっていて360°景色が見られるタイプだ。(169香港ドル)

結果オーライか。


このロープウェイはめっちゃ怖い。5.7キロの距離を海を挟んで標高500mほどの島の山まで運んでくれるんだけど、信用していいんかな?落ちないのこれ?

(後から分かったのですが、数年前、無人でしたが落下事故がありました)

こんな高くて距離が長いのは、日本のスキー場とは比較にならんのじゃないの?

高所恐怖症では絶対無理だぞ。バスでも行けるみたいだけど、時間がかかりすぎるだろうな。

ロープウェイの中は中国人6人家族と私の7人でした。

私以外はみんな堂々としていて誰もビビっていない。

さすが大陸育ちだ。



ドクターのすべらない話


途中から大仏が見えてきた。わくわくドキドキ



ドクターのすべらない話


パート2へ続く