どの様にしたらストレスが減るか? | 両角 和人(生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療専門医の立場から不妊治療、体外受精、腹腔鏡手術について説明します。また最新の生殖医療の話題や情報を、文献を元に提供します。銀座のレストランやハワイ情報も書いてます。

旦那様から「妻の治療のストレスをどのようにコントロールしたらよいでしょうか?」

このようなご質問がありました。


ストレスの原因はやはり妊娠しなければ解決できない以上、最短での妊娠を目指すことが一番のやるべきことであると思います。

 

ただこれは頑張って実現できるかという、ある程度運もあるため、限界があります。

1日でも早く妊娠すべく確率を高められる最適な治療を行うと同時に、あとはストレスをいかにしてコントロールするか、ここになるのかと思います。

 

そのためには、やはり隣にいる旦那様のお力が必要かと思います。

 

移植の際に笑う事で妊娠率が上がるという論文 があります。

笑う事でストレスが改善され着床に好ましくなるということです。

これは移植の時だけではなく、不妊治療全般に当てはまるのだと思います。

 

息抜きに旅行に連れていってあげたり、

美味しいものを食べに連れていってあげたり、
そして時には、奥様が辛く、悲しく、自分を見失うときもあるかと思いますが、そんな時こそ、、となりで支えてあげる事が何より必要なのではないかと思います。