余剰胚の取り扱い | 両角 和人のブログ

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この論文では、希望する子供の数が生まれて余剰胚のある場合、敢えて妊娠しない時期に移植する事で、他所に捨てたことにはならず、多少胚に対しての言い訳、満足感を生む事が出来ることになる、この様な移植がアメリカで約5パーセントは行われているとの報告です。

異論があることだと思いますが、宗教的な問題も絡みこの様な興味深い対応がある事を述べています。

特にSNSなどを通して広まりつつあり、余剰胚の破棄に変わる方法として取り上げられています。

Compassionate transfer’: an alternative option for surplus embryo disposition

Human Reproduction, Volume 34, Issue 5, May 2019, Pages 791–794