日本産科婦人科学会は福島原発事故後に観察された放射性ヨウ素(I-131)を含んだ母乳の乳児の健康に与える影響について検討いたしましたので、現時点での学会の見解を示します。
これは平成23年4月21日に市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」(村上喜久子代表)(以下、市民団体)が公表したデータならびに同年4月30日に厚生労働省(以下、厚労省)が発表したデータを基に検討した結果です。
結論:今回調査された範囲の放射性ヨウ素を含んだ母乳を与えても赤ちゃんに健康被害は起こらないと考えられる。
以下にその根拠を示します。
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce_20110502.pdf
平成23 年5月2日
日本産科婦人科学会