舞台セットや衣装、小道具が全てキラキラ。
夢ミュージカルの醍醐味よね。
明日海さんは、舞台上で華やか。
戸田さんは、小さいのに舞台を支配している存在感がハンパない。
それぞれの登場シーンでは、拍手が起きる。
女性が興した化粧品会社の話だから男性陣の影が薄っい。
トミー(理生くん)もハリー(吉野さん)も振り回されっぱなし。
あっちに行ってもこっちに行っても両手広げて「やれやれ」状態。
誰かの縁の下の力持ち・・・
ってあれ?・・・サン・ローラン!
理生くん、イヴにも振り回されていたけど・・・って思いついて観てたら
「サン・ローランのショーいなかったわね。
本人チャーミングだったわよ」 なる台詞!!
第二次世界大戦を挟んでの話って事は同じ時期だ。
イヴは徴兵されて、ダメになりかけたけど
兵服に合うルージュとか
ストッキングが履けないなら、カラーを塗るとか
こっちの女性たちは、好機ととらえて乗り切ってて
徴兵されるされないの違いはあるけど、逞しいよね。
(私、この♪必要は発明の母 のシーン結構好き)
最近、朝ドラといい、舞台や映画など
時代に窮屈な思いをさせられてきた女性の話に触れることが多い気がする。
何かを手に入れるためには何かを犠牲にしなければいけないのかなぁ。
彼女たちの強さや必死さは、嫌いになれないけれど
私は友達になれない気がする。
実際に直接会う事はなかったみたいだけど
「出会えたなら、お互いの一番の理解者になれたかもしれない」
な、平和的エンディングだったけど・・・・・・どうなんだろ。
ミュージカルで珍しいな、と思ったのが
本物の消えモノが出てきて、実際に口にするシーンがある所。
トミー&ハリーの♪ふたりは恐竜 では、カクテル。
講演会でエリザベスとルビンがかち合ってしまったシーンではサンドウィッチ。
口にするものは、日替わりだったりするのかな?
カテコの後、どっちに帰っていいのかアワアワする明日海さんを
理生くんがエスコート。
カテコでのスマートなエスコートって、キュン♡とする。
今回のトミーは、話の中のコメディ部分を請け負ってたし
わかりやすく格好いいシーンなかったからギャップ♡♡もね。
作曲者のスコット・フランケルさん登場のSPカテコありでした。
そういえば、センター1列外国の方々で珍しいな・・・と思ってたのよ。
日生劇場を出たら、ナニカの列。
スコットさんが、サインや写真撮影に応じてくれていたのでした。
どうしようかな~とちょっと迷って見ていたのですが
列の最初の方の方が、スコットさんと(英語で)お喋り。
スコットさんも気さくに応じてくれていたのですが
・・・・・・長いっ。
いっぱい人待ってるんだから、コンパクトにまとめなさいよ。
誰かと一緒だったら、頑張って待てたんだけど
ひとりで待つの面倒になって離脱。
もし私がこういう場面になったら、緊張してアワワするだろうけど
次の人のことを考えられる人にもなろうって思ったのでした。