桜が満開になり、昨日花見もすませた今回、ふと昼間に、毎年この時期に勝負をするスズキが頭をよぎる。

アサリ掘りも視野に入れながら…と考えているうちに、時計を見るとすでに15時を回っている。今回は、月末の週末なので場所取り合戦が過激さを増している予感がしたので、アサリは諦め釣りに専念することにした。

 

道中ポイントを考えながら移動していると、やはり1級ポイントに入りたく、まずは、そこを目指してハンドルをにぎる。

一度入っていい思い出があるので、ワクワクしながら到着すると、なんと誰もいない。直ぐに荷物を下ろし波止先端へ。

家の近所は風が強かったので少し心配したが、ポイントは全くの無風。しかもべた凪で、最高のコンディションである。

綺麗な夕陽を見ながら1本、また1本と仕掛けを作り、前回釣れたポイントへ順番に投入していく。

 

 

潮は丁度、干潮からの返しで、いい夕マヅメであるがアタリは無し。

ここからが長かった。

一度、近投している竿が跳ね、糸ふけが出るカレイの様なアタリがあったが、エサだけ取られてちょっと嫌な雰囲気になってきた。

そこからアタリも無く、無音状態が続き、とうとう満潮の潮止まりが来てしまった。潮止まり前が勝負と思っていたが空振りに終わり、挙句の果てに、当たったと思ったらボラが跳ねてラインに接触しただけ。今日はなんだか魚に遊ばれている気分になる。

 

 

負けず嫌いに火が付き、潮が引きに入ったところで、日付が変わる辺りが最後のチャンスだとふみ、エサを新しいものに替え、潮目の見えている辺りに投げ入れ、竿先のホタルとにらめっこしていると、ついにアタリがでる。

スズキには珍しく、竿先にアタリが出た後に、お待ちかねの、ドラグ音。

スズキを釣りに行くと、静寂を切り裂く、闇夜に響くドラグ音がなんとも言えない気持ちにさせてくれる。

合わせを入れ、無理をせず慎重に寄せてくる。初めはクロダイかもと、頭をよぎったが、水面に姿を見せたのは、いい体格をした60cmのスズキ。正直、ホッとした気持ちになり、タモを入れを一発で決めて勝負あり。

 

 

その後一時間粘ってみたものの、また、静寂が続いたので今回は、この辺でとばかりに納竿としたとさ。

今回、思った以上に厳しい時間が続いたが、粘りに粘って釣った1本は、値打ちがある1本になりました。

 

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場所:愛媛県四国中央市

エサ:ユ虫

釣果:スズキ

サイズ:60cm