地震後に伊方原発3号機の出力2%低下、規制庁「安全には影響ない」
2024/04/18
四国電力伊方原発3号機(中央奥)=2024年3月2日、愛媛県伊方町、朝日新聞社ヘリから、日吉健吾撮影© 朝日新聞社
四国電力は18日、前日夜に発生した豊後水道を震源とする最大震度6弱の地震後、運転中の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の発電機出力が約2%低下したと発表した。地震の影響とみられる。原子力規制庁によると、安全への影響はないという。
四国電によると、3号機では水平方向に33ガル(ガルは揺れの勢いを示す加速度の単位)を観測したが、自動停止する設定値190ガルを下回ったため、運転を継続している。
17日夜の地震後、タービンに送る蒸気の加熱装置のタンクの水位計に不具合があり、発電効率が落ちたことで発電機出力が下がったという。四国電が原因を調べている。
廃炉作業中の1、2号機に異常はないという。
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地震情報2024年04月18日01:10発表