🖌 日本画 我が家のお気に入りの掛軸

 

 

🍁 秋 色 (25号?/2月6日)

🕊 つ る (12号/6月2日)

 

 

上記は、二軸とも、〇〇先生の中年以降の作品では?と思いますが、

 

1995年(平7.11/14〜 翌4/9)に、

三越の4店舗で個展をなさった時の、価格表付きの図録を入手いたしました(79歳時・没年1997/6・81歳)。

 

どきどきしながら(笑) 拝見しますと、

我が家の「つる」と同じような 巣ごもりの鶴 が掲載されていました。

 

以前とは技巧も違いますね。柔らかさもありますが、気迫をも感じます。

 

   

図録7

巣ごもりの鶴20号 当時500万

 

 

彩色:金泥(上品に輝いている)

 

 

 

 

 

🕊 我が家の「巣ごもりの鶴」

 

 

☆ 近藤 啓太郎 (作家)

 

「... 〇〇は、先祖代々の都会人であって、繊細にして洒落た感性を持っており、すぐれた技巧によって滋味掬(きく)すべき絵を描いている。

日本画の味とでも言うべきものを最も感じさせるのが、〇〇の絵と言ってよいだろう。...」。

*滋味掬すべき : 豊かで深い精神的な味わいを汲み取るべき作品

 

 

團 伊玖磨 氏(著名な作曲家)

奥様は中華料理にも長けた方であった

 

「... えも言われぬ 透徹した空気が流れ、気品が 電光のように迸(ほとばし)って

いる事に気付くのは、僕だけでは無いと思う。...」。

*透徹 : 澄み切っていて明確に筋が通り曖昧な点がないさま。中国語訳 澄清

団 伊玖磨の祖父は「男爵 団琢磨」で、華麗なる一族。wiki/團琢磨

 

 

 

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