体調が少し良くないだけで、仕事も入院前日まで、かなりハードスケジュールをこなしていた私。
ガンで治らないなんて、私の周りにいる一部の人には病気のコトを知らせたけれど、誰もが信じられない状況でした。


プロポーズしてくれた彼にはお話を断ろうと思いました。
自分自身では、頑張ってガンと闘っていくと決めましたが、彼からプロポーズを受けた時とは状況がガラリと変わったから。

(1~2年後…)
ひょっとしたら、私はこの世に存在しない人になるかもしれません。


そんな私が結婚って考えられません。

子供達の為にも、周りの応援してくれてる人達の為にも、治療して少しでも回復出来るようにするように考えなければならないから…

彼には『私は結婚考えるのは無理やんか…。これから治療に頑張るよ。頑張るけれど、やっぱり完治は無理やろうし、いつ何処にガンが転移して、骨盤内の臓器を一つずつ切除していかなきゃならないかもしれない。遠隔転移で、肺や喉に転移するかもしれないし、そんな私が結婚考える事はできへんわ。』と自分の気持ちを言いました。

『前の旦那との付き合いも理解してる。お互い、仕事も同じやねんし、プライベートでも、いい関係でいるってのも解ってるから…。無理に俺の所に来いって訳じゃないからな。俺がお前と一緒にいる時間作りたいだけやから。』と、言われました。


結局、断る話は《保留》


今は、早く傷口が治るのを待って、化学療法(抗がん剤治療)出来るように、無理しない程度に少しずつ頑張って行くという話で終わりました。