わたしの彼は一人っ子。
だからか、どうか分からないけれど、注目されていないと満足できないらしい…。
昨日、彼は茶道の練習に行ったらしく、家に帰って来るなり、ベッドに腰掛け“ふくさ”というハンカチの様なものを取り出し、たたむ練習をし始めた。
「うー、ちがう…。あれー」と言いながら、ふくさを手にいろいろやってるんだけど、私は 興味がないので ダ・ヴィンチ・コードを読んでいた。
すると「なんで、みない(´・д・`)」と言われた… (´-ω-`)ただの練習じゃん…
ちらっとみて、また本を読み出すと、さっきより大きい声で「できた♡ できた♡」と言ってる。
内心、うるさいなーと思いつつも「よかったね…」と声を掛けたら「みたい？ みたい？」って…
「本を読んでいるから、後で」と言うと「じゃー、いいです」ってご機嫌斜め。
仕方がないので、本を閉じて「やっぱり、見たいなぁ♡」と言うと、急に笑顔になり ご満悦なご様子でわざわざ、ふくさをパンツの片隅に挟み（本当は着物の腰に挟むらしい…）「これは、ふくさです」と布の説明からしてくれました (´-ω-`)所要時間20分…。
やっと解放され、本を読み始めると、彼はゴソゴソ 日本語のテキストを取り出し、声を出して読み始めたヽ(ヽ゜ロ゜)ｴｪ､ﾏｼﾞｯ?
「………買い物をする。買い物する？？ ねー、買い物をする と 買い物する は、なにが違う？」
「違いはありません」
「でも ヲ がちがう！ 説明してよ」
「同じことです。 洗濯をする と 洗濯する も、同じです」
「じゃー、一つにすればいいのにねー」
「もー、うるさいよー」
「あ～ぁ、もうすぐ おセイリだからねー。イライラねー」
プチっと私の中で、音がしましたよ。確実に…
一人っ子だからじゃなくて、彼の性格の問題でしょうか…
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