MTX | 院長のブログ

MTX

 最近のお問い合わせの傾向としてMTFでない、つまり性同一性障害でないので女性になりたいわけではなく、

中性的になりたい、MTXの方が増えています。

ご相談を受けていると、社会生活上は男性の身なりをしていても、自分自身の存在は男としては認識されたくない、かといって女性になりたいわけでもないし、心に性別存在するものではなく、男でも女でもない"X(エックス)"として生きている。そのため、女性らしい表現や言葉は習慣で身についてしまった癖のようなものということに気付きます。第3の性とでもいうのでしょうか。

ちなみに12年前に私がフィリピンを訪問した際、現地の方に伺った話ではフィリピンの一部の地域では小学校入学時の名簿ですでに、男子、女子、3rd sex(第3の性)と分けているところがあるとのことです。実際にお会いした14歳の方は男性でも女性でもない中性さを感じました。

 画一的に性同一性障害だから性別適合手術(GRS)で性器をすべて取り換えるというのではなく、膣までは形成しない、ペニスは温存したまま膣を形成するなどいった、オーダーメイドの治療の重要性を改めて認識します。