温泉だより『小藪温泉』
第1,892回は愛媛県大洲市の『小藪温泉』『小藪温泉本館』を紹介致します。
『小藪温泉』は肱川の支流小藪川を2㌔ほど遡った渓流沿いに湧く温泉です。
『小藪温泉本館』は小藪川の渓谷沿いに建つ大正中期の建物で、欄干付きの廻り廊下が巡らされた木造3階建ての重厚な建築物で、国の有形登録文化財にも指定されています。
客室はすべて和室で7室。
大正浪漫漂う重厚な造りの部屋で、欄干付きの廻り廊下にも伝統の貫禄がある落ち着いた部屋です。
温泉は大浴場のみで、男性用は檜風呂、女性用は岩風呂となり、窓からは小藪川の清流と四季折々の自然が眺められ、露天風呂のような雰囲気を持つ大浴場です。
食事は囲炉裏の部屋か、部屋食となり、瀬戸内海の魚介類や地元の山の幸、川魚などを盛り込んだ大洲伝統の郷土料理が味わえます。
一泊二食、10,950円~
泉質は、アルカリ性単純泉で、神経痛、リウマチ、皮膚病、関節病、うちみ、くじき、切り傷、創傷、痛風、五十肩、運動障害、冷え症、疲労回復、美肌効果、不眠症、胃腸病などに効能があります。
大洲市の地酒『久米の井』『養老』『歌麿』『風の里』で静かな伊予の小さな城下町の雰囲気を肴に、大正浪漫あふれる本館で少し気取って。
嵐勘と
渥美清の
共演が
目に浮かぶような
大洲の町並み
失礼しました。