【プレミアリーグ2021-22 第15節 マンチェスター・ユナイテッド VS クリスタル・パレス】
<試合結果>
1-0でマンチェスター・ユナイテッド勝利
<前半>
<後半>
77分 マンU フレッジ
<MOM>
マンU スコット・フランシス・マクトミネイ
※私の独断による選出
これからのマンUの試合はおもしろくなりそうだ。
スールシャール解任はやっぱり間違っていない。
というより遅すぎたと言うべきだ。
<所感>
①プレーの質が明らかに上がっているマンU
監督が変わるだけでチームはこうも変わるのかと前半開始から思わざるをえない。
まずキックオフからいきなり前線へボールを放って全員が前に上がっていく姿勢に驚いた。
これは以前には見られなかった動きだ。
そしてプレスの動きが良くなっている・・・
プレスを掛けるスピードが速く、2人、3人と人数を掛けてちゃんと連携しているという。
更にはボール保持時にはしっかりとしたパスワークでゲームを組み立てているのでシュート本数がこれまでの試合よりも多い。
以前までは個の力+戦術なしというダメダメチームだったが、今日みたいな攻撃的チームにさせるとはラングニック恐るべし。
②前半と後半で評価が変わるフレッジ
パスワークが以前より良くなったマンUだが、ダブルボランチの左に位置するフレッジがパスをもらった後のトラップやパスのセンスがこれといってよろしくない感じがした。
ポグバ復活後はフレッジがベンチ入りだなと半ば蔑みの目で見ていたが、そのフレッジが後半にゴールを決める。
悪い選手ではないが、これといって何かが際立つ選手ではないので評価が難しいところであるが、ゴールを決めたので良しとしたい。
それと思ったことがある、このフレッジが決めたようなゴールが今後のマンUの得点パターンになりうるなと。
ロナウドやラッシュフォードがボックス内に入って相手DFが中を固めている状況でバイタルエリアからのミドルシュートを狙うチャンスがこの試合で多々見られた。
こういうときにこそ、キーパスだけでなく時々えげつないゴールを決めるポグバがいることで得点チャンスは増えると思っている。
そうなるとやはりフレッジさよなら?
③裏の功労者にMOM
マクトミネイの運動量や攻守の参加が好印象だったのでMOMに選出した。
攻撃時はパスワークでゲームを回し、守備時は1人がプレスを掛けてその後ろにもう1人がカバーというチームスタイルは
マクトミネイが良いプレーできる環境なのかもしれない。
ラングニックの招集は正解だった。
「勝つために攻める」というメンタルが見られなかったマンUが今日の試合では多々見られた。
やはり戦術があってこそチームは強くなる、そのことを証明した試合だったね。