2023年 11月 22・23日撮影 鹿島港にて
共栄タンカーが所有し日本郵船が運航する原油タンカー(VLCC)
「TENRYU」(天竜)が大分港で一部揚げてから入って来ました。
最大吃水21mのところ14.1mの少し揚げ過ぎの脚になっていました。
写真映りの良いのは18m程度の脚なんですが少し残念でした。
本船は名村造船で建造されたマラッカマックス型VLCCの第3番船で、
7番船の同じ共栄タンカーの「TOKIWA」 (常盤)には先月鹿島港でお会いしていました。
「TENRYU」(天竜)
総トン数 160,008総トン
造船所 名村造船所伊万里工場
IMO番号 9827358
船主 PYXIS MARITIME S.A.
運航管理 NYK SHIPMANAGEMENT PTE LTD
本船は右舷の船名の漢字が右から書かれていますが、以前撮った共栄タンカーの
「天山」「常盤」「天竜」は左から 「答志」「朋栄」は右からでした。
日本郵船の傘下の共栄タンカーはVLCCを7隻所有していて、日本郵船の二引きの
ファンネルマークが4隻、自社ファンネルマーク3隻となっています。
ENEOS系列の鹿島石油の原油受入バースCOP1に接岸します。
脚が入っているか空船になると船名が見えますが、
今回の脚では丁度キャットウォークに邪魔されてしまいました。
そしていつものパターンで翌日に出港して行く風景も撮っていました。
鹿島港で揚げ切り、シンガポール経由で再びペルシャ湾に向けて出て行きました。
ご安航をお祈りします。